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著者 たかた イラスト 日向あずり

3年生、そして、卒業――
TVアニメ放送中な
日陰男子と2番目ヒロインの
友だちラブコメ、第9巻!

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想

 

あらすじ

『クラスで二番目に可愛い』朝凪海と俺・前原真樹の、高校生活最後の一年が始まった。受験生だから、放課後に会うのは勉強のため。これまで通りにイチャイチャできないけど、同じ教室にいながらこっそりメッセージを送り合う、あの頃のような楽しさもあって。「来年、皆で笑って卒業できるように、頑張ろうね」いつもの五人で集まれるのも、あと何回だろう?それぞれ目標に向かって励む夏――成績が伸び悩む俺に、海から『しみず』での勉強合宿の提案が!勉強という名目がありつつ、募った寂しさに俺達は……?焦って頑張りすぎてしまうこともあるけれど。受験も思い出作りも、二人一丸で挑むんだ。

(スニーカー文庫公式サイトより)

感想


前巻(8巻)のお話

前回の感想はこちらから

登場人物をまとめたりもしているので、よかったらこちらも見てみてくださいね!




試し読みまでのお話

先輩が卒業し、第1志望のK大学を目指すことにした真樹。卒業したら海と同棲したいと両親に話した2人は、それぞれ条件を出され――というのが試し読みまでのお話。

ここからは少しネタバレが含まれるので、読んでない方は注意してください。



高校卒業

さて今回は二番目彼女と卒業な回でした!(いろいろ語りすぎて、長くなっちゃいました…)


まず、言わせて欲しい! これ、1巻で3年生編なの! いつもより分厚くない? と思ったらこれなの! ビックリどころじゃないよ! 読むの時間かかったよ…。気付いたらアニメ始まっちゃうし(感想は後日書けたら)、いろいろ詰まり過ぎてるし…。何度も泣かされました。


って、ことで感想いくよ! 智緒先輩たちが卒業し、第1志望(K大)合格に向けて歩き始めた真樹たち! 3年生になる直前、両親に卒業したら同棲したいと話した2人は、空さんと真咲さんからそれぞれ条件を出されます。


・大前提として、大学にはストレートで合格すること
・定期テストで、海は順位をキープ、俺に関してはトップ10位以内を目指すこと
・今年一年は勉強に専念するため、二人で会う時間を制限すること
(40ページ 引用)


それがこれなんだけど(他にもあるよ!)、今まで毎日イチャイチャしてた分、それが受験勉強だと分かっていても辛いよ。さて、同じクラスになれた朝凪さんと真樹! 授業中でも話してイチャイチャする中(これはいいのね…)、真樹はD判定を取ってしまいます


E判定じゃないだけましだけど、何ともいえないDって嫌だよね。私はE判定だったから諦めるという選択肢を取ったけど、2人にとってはその後もあるし…。ただ今回、真樹はいい点を取ろうとして失敗したという自覚があるから、まだ可能性があるのかな?


さて、合格のために予備校に入ることにした真樹! 芸能界に行くことにした天海さんも何故か予備校にいる中、いつものメンバーで勉強会へ! 真樹たちが教え合って、ワイワイ楽しんで。最後かもしれない、勉強会を楽しむ5人。


「……みんな、その、ありがと。みんなのおかげで、私、今、すっごく楽しい」
(111ページ 引用)


そんなとき新田さんがこう言っちゃうんだよね。卒業したらそれぞれ別れちゃう。こんなこと言われたら私だったら泣いちゃうよ! そして、ずっと一緒と言ってくれる天海さんはやっぱり変わらずで。こんな友達が欲しかったなぁ…。


「……真樹、『旅行』じゃなくて『勉強合宿』じゃなかったっけ?」
(162ページ 引用)


さて、真樹は変わらずD判定のまま、望の最後の大会も終わり、夏休み! 「愛してるよ、海」とメッセを送る中、2人は『しみず』で勉強合宿をすることに! これイチャイチャしゃないの⁉と思わなくないですが、ちゃんと朝凪さんも分かってて、結局はしちゃいます。


まぁ、仕方ないよね! やっときた2人きり。我慢できないわけないもんね…。そんなことは置いといて、5巻ではいろいろあったけど、雫さんたちは前に進んでて。陸さんから「好きなヤツと一緒にいると、毎日楽しいぜ」なんて台詞が出てくるとは思わなかったよ。


「――好きな人と一緒にいると毎日楽しいです、って」
(5巻 316ページ 引用)


これがアドバイスとして返してくれるなんて、どれだけこの言葉で一歩踏み出せていたのかが分かるよね。さてさて、勉強合宿で一緒にお風呂に入った2人。朝凪さんが橘女子の先生になるために、別の進学先を選ぶ中、高校最後の文化祭がやってきます


ここからはネタバレすぎるので言わないけど、1冊に今までの全部がつまっていて、泣いちゃいましたよ。後輩に空き缶のことを教える真樹。これ1巻でやってました。真樹が案を出して、朝凪さんたちのこともあったけど、完成させた空き缶モザイクアート。


実行委員で隠れて何かやってた2人だからこそ、教えられるもの。水野君と田中さんも2人みたいになってくれればいいよね。荒江さんの萌え萌えきゅんポーズもあり。これ、挿絵になっているんですよ! 絶対やらなさそうな人がこんなことやると――うん。


「――今までひとりぼっちだった僕に、初めて友達と呼べるような人が出来た。それも何の因果か、二人とも女の子だった」
(301ページ 引用)


そして劇ですよ。真樹と朝凪さん、天海さん。3人の1巻での出来事が組み込まれた劇なんだけど、短かった。これ、もう少し長くできなかった⁉ 中村さんのハーレムルートな改変はなかったけど、最後の文化祭だよ⁉ しかも元ネタがある。ここが今回少し残念なとこだったかな。


「……うん。楽しかったよ、めちゃくちゃ。海のおかげで」
(430ページ 引用)


だけど、前原君の渾身の挿絵でのピースもあっての、卒業式。真樹の3年間の最後のスピーチに、そして最後の楽しかった? と聞かれた後の言葉に、涙をこらえきれませんでした。2022年の1月に発売されたこの物語はこれで――


と思ったけど、10巻出るらしいです! みんなは、2人は卒業してどうなってるのか、最終巻の10巻も楽しみですね! (アニメ見たら感想書きます!!)(登場人物まとめは、ちょっと待っててくださいね…)


以上、ラノ感でした!