目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想

　

あらすじ

学内一の美少女・朝日光が地味な影山黎也に告白したという噂はあっという間に広まった。否応なしに学校中の注目を集める二人だったが、光は周囲の目なんてなんのその。相変わらず黎也の部屋に入り浸って、「ガンガン攻めていく」の宣言通りにアプローチをしかけていく。放課後の制服デートに、罰ゲームという名のスキンシップ攻撃。無邪気さに加えて、甘えたっぷりも発揮するようになった第二形態の朝日光の威力はまさに天下無双。光の裏表ない全力の好意に戸惑いつつも、黎也もまた、光に釣り合う人間になれるように悩み始めていく。これは、光属性の少女と闇属性の少年が、虹色に輝く恋をする物語。

（GA文庫公式サイトより）

感想

前回の感想はこちらから（後日更新予定です〉



足の怪我から精神的な負担を抱えていた光を救ってあげて、彼女に告白された黎也。告白されたという噂が広まる中、光は宣言通りにアプローチを仕掛けてきて――と言うのが試し読みまでのお話。

ここからは少しネタバレが含まれるので、読んでない方は注意してください。




さて今回は光属性なアプローチな回でした！


光が告白したことが学校中の噂になり、嫉妬や羨望のまなざしを浴びるようになってしまった闇属性の黎也。クラスメイトから「考え直して」と光に告げる子が現れる中、光は「大好きなんだよねー」と言い出して。


クラスメイトの子ちょっとひどすぎない！？　そりゃゲーマーでパッとしないカースト下位の子かもしれないよ？　でもさ、本人が好きって言ってるんだから、何も言わずに応援してあげるでよくない？　直接言うって、勇気がいるけど、その勇気はちょっと、ね？




さて、前回「これからガンガン攻めていく」と言っていた光の攻撃開始！　ゲーム中に耳元で愛を囁いてきたり、密着してきたり、と大胆に攻めてきちゃいます。光属性の甘々ハッピーセットで幸せになってるけど、この2人、付き合ってないんですよ？？


そして、黎也が髪型を整えたことで、嫉妬までしちゃって…。それが分かりやすいのが下の台詞なんだけど、黎也は光のためにアドバイスを貰って、即実践するっていう普通の子ならできないことしてるんですよ？　でもこれ、可哀想ですよね…。まぁ、すぐに誤解は解けたんですが。




さてさて、二泊三日のデートをして、手を繋ぎ合った2人。占い師から「幾ばくかの障害を越えなければならない」と言われる中、黎也は光にあるものを見せます。ここからはネタバレすぎるので言わないけど、光が可愛かったですね！


くっついて、嫉妬して、1巻では見られなかった恋する乙女な光の可愛さがつまってたんです。そして黎也ですよね。光と対等に。周りを気にしていた彼が向き合って紡いだ言葉！　ようやく言ってくれたけど、これからだよ、本当に、2人は！


障害もあるだろうし、ラストのこともあるだろうし、どうなっちゃうんでしょう。3巻も楽しみですね。


以上、ラノ感でした！