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著者 暁刀魚 イラスト パルプピロシ

隣の席の美少女は王女様だった⁉
主人公にだけ甘い王女様との
糖分たっぷりのロイヤルラブコメ!

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想

 

あらすじ

「どうしてそんなに私を勘違いさせるのっ! もう好感度これ以上上がらないよ!?」(←この国一番の美貌を持つ王女)俺に懐いてくる隣の席の子犬系美少女……実は王女でした。貴族ばかりの魔導学園で特待生として入学した俺・ハイム。平民と蔑まれるのも気にせず、魔術を研鑽していたら、ある日、王女の正体という国家機密を知ってしまう。秘密を抱えながら、彼女を狙う傲慢貴族から守るために恋人のフリをすることに。「ハイムくんと一緒にいたい! いたいいたいいたいの!」二人きりで密着。手作りのお弁当。俺の前でだけ王女様の態度はどんどん甘々に――糖分たっぷりのロイヤルラブコメ開幕!

(KADOKAWA公式サイトより)

感想


主人公にだけ甘い王女様との糖分たっぷりのロイヤルラブコメ! 優等生ながらも手を抜いている少年・ハイムが、唯一仲良くしてくれる隣の席の美少女・フィーア・カラットが王女様だと知ってしまい始まる、王女だった友人との甘々ラブコメが楽しめる作品でした。

魔導学園の特待生だけど、平民なせいで貴族たちから蔑まれているハイム。唯一仲良くしてくれる隣の席の美少女・フィーアと日々を過ごしていた彼はある日、資料室に行ったところで、この学園にはいないはずの第3王女・ステラフィアを見てしまいます。

絶世を誇る王女と名高いステラフィアがいることに驚くハイム。ただすぐに彼は、その王女様が友人のフィーアだと気づいてしまうんですよね! 始まっていく、イチャイチャ学園生活! 

姿を変えて、身分を隠して生活していたことがバレたけれど、ハイムが魔法の使い手過ぎて記憶消去の魔法が効かず、王女であることがバレながら大好きな友人と一緒に過ごすことになった王女様は、平民で特待生な少年とどうなっていくのか!

一緒に学園の手伝いをしたり、朝食を一緒に食べたり、恋人のフリをすることになったあーんしてもらったり、などなど、魔導学園の特待生で平民な少年が、友人が変身を使った王女様だと知り、さらに仲を深めていく、甘々ラブコメで面白かったです。

フィーアは最初っからハイムに甘々で。ハイムに王女様だとバレちゃって、お父さんに相談するんだけど、「恋慕する相手にバレたのだ。むしろ、嬉しそうに見えるの」と言われちゃうくらいなんですよね。お父さんにも恋人になるOK貰えるくらいなの!

そのくらい、何かあればすぐ付き合えるくらいのイチャイチャ度合いだったんです。…うん。秘密を2人で抱えあったらそりゃもうこうなるよ! そんな中、フィーアを馬鹿にされたハイムはどう力を振るうのか。

主人公にだけ甘い王女様との甘々ラブコメが楽しめる1冊! 2人にどんな困難が待ち受けているのか、気になりますね。





以上、ラノ感でした!

レーベル
ファンタジア文庫
ジャンル
ラブコメ
おすすめ度(評価)
★★★☆☆
ページ数
320
発売日
2024年12月20日