
著者 ののあ イラスト ぷらこ
HJ小説大賞2021受賞作!
幼馴染のお姉ちゃんとの
忘れられないひと夏の青春恋物語。
幼馴染のお姉ちゃんとの
忘れられないひと夏の青春恋物語。
あらすじ
蒼井ナツシには幼い頃から好きな人がいる。けれど、その気持ちをナツシはずっと秘密にしていた。何故ならその女性は、一回り近く年上で、幼い頃から知っているお姉さんで、今は一緒に暮らしていて、何より、兄である陽の恋人だったから。そんな複雑な気持ちを抱えたまま、月日は過ぎていき――。「なんで死んじゃったんだよ、陽兄ぃ……」もう三人で仲良く遊んだ夏は訪れることはない。それでも再び夏は来る。決して忘れられない、新しい夏が。(HJ文庫公式サイトより)
感想
幼馴染のお姉ちゃんとの忘れられないひと夏の青春恋物語。兄の恋人で婚約者だった幼馴染のお姉さん・白鐘海華のことが好きな少年・蒼井ナツシが、複雑な思いを抱えたまま夏を迎え、旅行することになって始まる、ひと夏の恋物語が楽しめる作品でした。
一年前に事故で亡くなった兄の陽の婚約者だった、海華のことが好きなナツシ。保護者として共に暮らすようになった海華が好きだけど、海華が陽のことが忘れられずにいたことで、好意を言い出せずにいた彼は恒例の夏旅行に行くことにします。
海華が親友のゴローとゴローの姉の円を誘い、旅行に行ったナツシ。そんな彼は海華の気持ちを知ってしまうんですよね。始まっていく諦めきれない恋。隠し通そうとしていた気持ちに背中を押された少年はどうなっていくのか!
もっと触れ合いたい、おしゃべりしたい。遊びたい。いつまでも一緒にいたい。それでも彼女の負担にならないよう、自分の気持ちをふたしていた少年が、好きな人と一緒に過ごしながら、踏み込もうとしてしまいながら、彼女の想いに嘆き、葛藤しながら、過去を思い出しながら、想いを吐き出していく、諦めきれない少年の想いに心揺さぶられました。
海華は陽とある約束を交わしていて。ナツシの想いを聞いて、彼を弟のように思っていた海華はどんな答えを出すのか! 兄の婚約者だった幼馴染のお姉ちゃんとの忘れられないひと夏の青春恋物語が楽しめる1冊でした。
紹介ページがあるそうなので、良かったら見て見てくださいね!
以上、ラノ感でした!
レーベル | HJ文庫 |
ジャンル | 恋愛もの |
おすすめ度(評価) | ★★★☆☆ |
ページ数 | 320 |
発売日 | 2023年5月1日 |
章ごとにいろいろまとめてみた
更新予定です。
更新予定です。
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