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著者 久追遥希 
イラスト konomi(きのこのみ)

大規模イベント《SFIA》決着!
正義の化けの皮を引き剝がす
逆転学園頭脳ゲーム第7巻!

目次1 ▯感想
2 ▯7巻まとめ

 

感想


前巻(6巻)までのお話

真夏の祭典《SFIA》開幕! 姫路さんたちのおかげで赤点をギリギリ回避した篠原は、紬ちゃんを《カンパニー》に誘って、《SFIA》に挑んでいましたね。第1、第2段階を突破した2人は、正義の執行を掲げる組織《ヘキサグラム》のリーダー・佐伯薫から宣戦布告されて。

第3段階で篠原は佐伯に出し抜かれ、サポートに回ることにした姫路さんは、榎本会長と共に敗退。水上真由の妹・摩理から「先輩を改心させて見せますから!」と言われ、第4段階で皆実雫、結川奏、藤代慶也たちとチームを組むことになった学園島最強。

チームになった1ツ星の新田佐奈が裏切り者だと言い張る中、続々と他チームや裏切り者が決勝に進み、篠原は佐伯の策略で摩理と対峙。決闘に負け《ヘキサグラム》に捨てられた摩理は、篠原たち英明の仲間になり、《ヘキサグラム》の幹部・都築を一緒に倒してラスト。

新田が持たされていた《道連れ》のアビリティと【スザク】の徴収によって、篠原と藤代、裏切り者だった皆実も勝利条件を満たし、本当の仲間になれるよう《決闘》を自力でクリアすることにした摩理は、最終決戦の最後の1枠に入っていました。


前回の感想はこちらから


試し読みまでのお話

最終決戦前に海水浴場で遊んだ姫路さんたち。摩理と《SFIA》最終決戦《伝承の塔》に挑むことになった篠原は、主人公ちゃん(夢野)を誘惑しようとしている雫と陣営を組むことに――というのが試し読みまでのお話。


ここからは少しネタバレが含まれるので、読んでない方は注意してください。




《伝承の塔》

さて今回は正義の組織と《SFIA》決着な回でした!


《SFIA》最終決戦《伝承の塔》開幕! 今回のルールを簡単に言うと「リアル脱出ゲーム×ダンジョンRPG」! 天使、悪魔、王国、革命、それぞれ最大4人まで組める4チームに分かれて、謎解きや交戦でEXPを稼いで、最上階の10階踏破を目指します。


『《SFIA》最終決戦《伝承の塔》、
ここに開幕――――にゃ‼‼』
(47ページ 引用)


他にも使役者、探索者、後援者の3つの役職や、触られたら1発アウトの裏役職「死神」、伝承の塔のストーリー、断章(情報)なんかもあるんだけど、読んで確認してみてね! さて、雫と主人公ちゃん(夢野美咲)と陣営を組むことにした篠原くん


だけど、主人公ちゃんは危機を察して逃げて、雫は霧谷のアビリティで悪魔陣営に奪われちゃうんですよ! 残ったのは不破すみれ、不破深弦の森羅の双子だけ。前回の感想でこの2人の関係が気になるっていったけど、やっぱり双子でしたね…。


強制脱落条件

不破兄妹と革命陣営を組むことになった篠原くん! 感情を読むとされるほどの共感性を持つすみれに、感情が見えないとまで言われた篠原くんは、摩理ちゃんにアバターを召喚させます。現れたのはアバターの姫路さん。だけど、中の人も姫路さんだったんです。


2巻で貰ったプレゼントをここでも使って、ルールの穴をついてサポートするメイドちゃん。「一生大切にしますね」といっていたけど、ちゃんと何回も使っているのが見えて、可愛いですよね! 2回も推しキャラ投票1位を取るのも納得ですよ…(更紗推し)。


『《伝承の塔》を攻略中の
プレイヤーの皆さん
――こんにちは《ヘキサグラム》です』
(115ページ 引用)


5人で《伝承の塔》に挑んでいた革命陣営。カオス値という謎ステータスで、摩理ちゃんが攻撃スキルを獲得できない中、《ヘキサグラム》相手限定のアビリティで石崎さんを追い込んだ篠原くんたちは、モニター越しで薫から強制脱落条件を付与したことを告げられます


解除条件は阿久津雅を交戦で倒すこと。そして、篠原くんの脱落! こんな厄介な状況の中、霧谷も所属する組織《アルビオン》に所属していた不破兄妹に裏切られ、残留不可制限までかけられてしまうんです。《カウントダウン》の内容も分からないのに、これって…ね、絶望的すぎますよ。


《SFIA》決着

一日目が終わり、赤の星の効果を知っていると言ってきた阿久津さん。裏では榎本会長や、摩理ちゃんの姉の真由、2巻から分からないままだった? 《ヘキサグラム》に追放された英明の元エースだった古賀先輩が動く中、2日目が始まっていきます。


ここからはネタバレすぎるのであまり言いませんが、1人だけだとあまり眠れず、篠原先輩に近くにいていただけるだけで安心します、といっちゃう摩理ちゃんが可愛かったですね! 仲間まで仕掛けられていた《カウントダウン》


柳壮馬が脱落。藤代くんが薫から赤羽さんを守り、薫率いる天使陣営へと移らされ、主人公ちゃんのアビリティ《降下》で1階層へと移動する赤羽さん。この薫たちが動き出してからの行動は、それぞれの性格が出てきて楽しくて。


『実はボク、
というかボクらは色付き星所有者なんだ。
桃色の星って言うのを持ってる』
(263ページ 引用)


深弦を庇い、すみれは脱落。煽りリーダー(結川)と石崎さんが裏切られ脱落という情報が入る中、霧谷、阿久津さん、篠原くんの三つ巴も行われてのラストバトル。隠していた不破兄妹のチートアビリティには驚かされましたね。


「「――余計なお世話、だ(です)」」
(313ページ 引用)


何故か毎回いいところで登場する煽りリーダー(結川)には今回も呆れましたが、カオス値のことも判明して、篠原くんがこの最終決戦のために作ってもらったアビリティ《十人十色》で皆と一緒に敗北へ追い込む姿。2人の台詞にはスカッとさせられました。


7巻まとめ


というわけで7巻の感想・レビュー?でした。

決勝に辿り着いた篠原は、摩理と《伝承の塔》に挑んでいましたね。不破兄妹とチームを組むことになった2人は、アバターとして姫路さんを召喚して。《ヘキサグラム》に《カウントダウン》、不破兄妹に裏切られ、残留不可制限という強制脱落条件を付与されて2日目。

佐伯により次々と脱落者が出る中、始まっていく逆転劇。霧谷、阿久津、篠原の三つ巴の決闘を行い、彩園寺が夢野と1階層へと移動して情報を得て。不破兄妹の持っていた桃色の星で、時間外行動をし、脱出条件のアイテムクエストを手に入れた篠原たちはラスト。

天使陣営VS王国陣営+革命陣営+悪魔陣営の交戦を開始し、《十人十色》の効果をフル活用して、佐伯は運営に不正を指摘され失格。篠原は、霧谷と彩園寺、そして囚われの少女だった(カオス値が一番低かった)摩理と《SFIA》に勝利したのだった。

《SFIA》最終決戦な7巻! 最終決戦が「リアル脱出ゲーム×ダンジョンRPG」がベースということで、謎解きあり、スキルやアバターの戦いあり、隠された情報もあり、読んでいて何度も、実際にやってみたい! と思うほどの《決闘》に引き込まれました。

強敵たちがぶつかり合っていた中、ラストは残っている全員が集い、《十人十色》の効果をフル活用して《ヘキサグラム》と佐伯と戦っていて。仲間と共に、偽りの正義に立ち向かい勝利していく、ヒーローたちの倍返しに熱くなりました。今回も最高に面白かったです。

次回は修学旅行編なのかな? 嘘フェスの詳細や、本当の彩園寺更紗と偽更紗の会話も気になるところ! 8巻も楽しみですね!


以上、ラノ感でした。