img20210102_17241903

著者 弥生志郎 イラスト 吉田ばな

彼氏として水守結衣を照れさせる?
中古(?)で一途な女の子との
青春ラブコメ、第2弾!

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想

 

あらすじ

ビッチとして有名な学校一の嫌われ者な少女・水守結衣と付き合うことになった里久。 だが、周囲からの注目を避けるため、二人はその関係を秘密にしていた。 特に、里久の後輩――双葉涼音には、絶対に知られない方がいい。 そんなふうに恋人生活を過ごす中で、ある日、里久は結衣と一夜を共に過ごすことに!?  そして、水守が誰にも言えなかった過去が少しずつ明らかになり――!? 「――今夜、私の家に泊まらない?」 「じゃあ、恋人っぽいことでもする?」 「うん、好きだよ。こんなに誰かを好きになったの、初めてだと思う」 中古(?)で一途な女の子との青春ラブコメ、第二弾!

(講談社ラノベ文庫公式サイトより)

感想


前巻(1巻)のお話

前巻の感想はこちらから。


試し読みまでのお話

ビッチとして有名な学校一の嫌われ者な少女・水守さんと付き合うことになった里久。周囲からの注目を避けるため、関係を秘密にすることにした2人は、涼音と退院祝いをすることに――というのが試し読みまでのお話。


ここからはネタバレが含まれるので、読んでない方は注意してください。




中古(?)の水守さん

さて今回はお人好しと誰にも言えなかった過去な回でした!


涼音ちゃんとは自然に接することができるのに、他の女の子とは目を逸らしちゃう里久君。水守さんから「里久君は本当に私のことが好きなのかな、なんて時々心配になっちゃうことがあるから」と言われた彼は、水守さんのために変わりたいと思っていました。


「彼氏として水守結衣を照れさせる
――それが、十神君の達成すべき目標よ」
(57ページ 引用)


来栖さんからアドバイスを貰った里久君。水守さんを攻略するために、真中さんに話しかけに行くんだけど、「水守を馬鹿にしたウチも悪いし」といって、男子には気をつけなよと一言伝えてくれた彼女の優しさには驚きましたね。


里久君は彼氏として変わろうと頑張っていて。チャラ男相手にも、そういうことする奴じゃない、下半身でしか物事を考えられない猿みたいな男には、水守を抱かれたくないと、迷いなく、堂々とはっきり言う姿は憧れるカッコよさがありました


水守さんの部屋に遊びに行った里久君! トランプのイカサマを見抜かれた里久君は、地震でエレベーターが止まり、彼女の家に泊まることに。そこで彼は水守さんを不安にさせないために女性が苦手になった過去を伝えるんです>。


「俺はただ利用されてただけなんだ。
その娘にとって俺は
彼氏なんかじゃなくて、奴隷だった」
(134ページ 引用)


認めたくなくて捨てられるまで一緒にいた。それから怖くなって異性から逃げ続けていた里久君の好きな人への想い。一途さがときに利用される、そんな恋愛を学生で体験してしまった里久君、私だったらって考えちゃうとね…。


水守さんから中古の噂は全部嘘と伝えられ、一か月後、来栖さんと涼音ちゃんとナイトプールに行った2人。里久君はそこで、中学生の頃、無残に捨てられた少女・霧島さんと、水守さんと同級生だった、彼女の過去を知る少女・梨奈と出会います


「里久君の想いを利用したあなたを、
私は許さない――
もう二度と私の里久君を侮辱しないで」
(226ページ 引用)


梨奈が語った水守さんの過去。そして2人が付き合っていたことを知った涼音の涙。水守さんの独白で描かれる中古の噂の本当の理由。涼音ちゃんは最後まで一途な良い後輩で愛おしかったですね。水守さんの秘密と里久君との出会い、そこからのラストの言葉。


最終巻で言うのもなんですが、もっとこの物語を読み続けていたかったと思ったのは私だけでしょうか。里久君も後々噂の真意が分かっていくと思うけれど、水守さんを信じ続けて、彼女を離さないで上げてください! 今回も面白かったです。


以上、ラノ感でした!