隣のクーデレラを甘やかしたら、ウチの合鍵を渡すことになった　感想 : のらくらラノ感

著者　雪仁　イラスト　かがちさく

夏臣さんが本当にしてほしいなら……
クールな留学生と主夫系男子の
甘々×異文化交流ラブコメ！

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

あらすじ

「こちらのお弁当は、どうして半額なのかと思いまして」　一人暮らし二年目の高校生、片桐夏臣の隣室に黒髪碧眼の美少女が引っ越してきた。その少女、ユイは本物の貴族令嬢らしく、学校でのそっけない反応から付いたあだ名は「クーデレラ」。他人を頼ろうとしないユイだが、実はかなり世間知らずなところがあるのを知った夏臣は、彼女を手助けしていくことを決意する。「今日の晩御飯は……鶏のからあげ？」「鶏肉が安かったからな」「ん、夏臣のからあげ大好きだからすっごく楽しみ」　お隣同士の立場から、甘々でじれったくなるような関係への日々が始まる――

（電撃文庫公式サイトより）

感想

クールな留学生と主夫系男子の甘々×異文化交流ラブコメ！　一人暮らし二年目の高校生、片桐夏臣が、隣室に引っ越してきた留学生の美少女のユイ・エリヤ・ヴィリアーズを手助けすることにして始まる、不器用なクーデレラが楽しめる作品でした。

一人暮らし二年目の高校生の夏臣。２年生になった彼はベランダで、隣に引っ越してきた黒髪碧眼の美少女・ユイの美しい歌声を耳にします。彼女に見惚れて、歌を盗み聞いてしまっていた夏臣は、イギリスからの留学生で同じクラスになったユイと、隣の席になるんですよ。

ミスターコミュ力な少年が話題を振ってもユイは塩対応。だけど夏臣は、彼女がブレーカーや半額弁当を知らず、洗い物にも慣れていない、かなり世間知らずなお姫様だったことを知り、手助けしていくんです。

料理を振る舞って、スマホ購入を手伝って、周りの人に迷惑をかけていた去年の自分を重ねてお節介を焼く夏臣。そんな彼の優しさと気遣いに触れ、人間不信だったユイは夏臣に心を開くようになり、笑顔を見せるようになっていくんですよね。

そんな夏臣の優しさと、２人のピュアで甘酸っぱい交流が丁寧で心温まるようで面白かったんですよ！　複雑な家庭環境と日本に来た経緯を夏臣に話したユイ。また歌えるようになりたい、変わりたい、重い覚悟を持っていた彼女に、夏臣はどんな優しさを見せていくのか。

2人の距離感が美しい１冊！　夏臣とユイ、これから二人の距離はどこまで近づいていくんでしょう、楽しみですね。

作者さんの公式YouTubeチャンネルでは、プロモーションムービーとイメージソングが、電撃文庫公式YouTubeチャンネルでは、声優さんによる朗読動画があるそうなので、よかったら見てみて下さいね！

以上、ラノ感でした！

レーベル	電撃文庫
ジャンル	恋愛もの
おすすめ度（評価）	★★★☆☆
ページ数	328
発売日	2020年12月10日

章ごとにいろいろまとめてみた

	夏臣	ユイ	慶	香澄	ソフィア	(エ)	ページ
プロロ	〇	〇	×	×	×	×	5
1章	〇	〇	〇	〇	×	×	38
2章	〇	〇	〇	×	×	×	24
3章	〇	〇	〇	〇	×	×	22
4章	〇	〇	×	〇	×	×	16
5章	〇	〇	×	×	×	×	25
6章	〇	〇	×	×	×	×	13
7章	〇	〇	〇	×	×	×	21
8章	〇	〇	〇	×	×	×	26
9章	〇	〇	×	×	〇	×	45
10章	〇	〇	×	×	〇	×	31
11章	〇	〇	×	〇	×	×	23
エピロ	〇	〇	〇	×	×	×	22
合計							311

プロローグはプロロ、
エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
（今回はメッセージも〇にしています）
（エ）はエッチな？シーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
（管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです）

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