
著者 アマサカナタ イラスト KeG
第12回GA文庫大賞《銀賞》受賞作!
世界を呪った少女と英雄となった騎士の
輪廻を超えて巡り合う再会と約束の物語
世界を呪った少女と英雄となった騎士の
輪廻を超えて巡り合う再会と約束の物語
あらすじ
第12回GA文庫大賞《銀賞》「私を守ってくださいますか?」かつて幼き騎士と誓った約束は呪いへと変わり、竜歌の巫女は名もなき少女となり再びこの地に生を受けた。少年に裏切られ、全てを呪いながら生涯を終えたこの世界。十二年の月日が経ち、生まれ変わった少女は奴隷として売られそうになっているところ、青年となった騎士ギルバートに拾われる……それは彼女にとって望まぬ再会。ルゼという名前を与えられ、やがて始まった彼の屋敷でのメイド生活。新鮮な日々、暖かい人たちとの触れ合いと久々に訪れた優しい時間は止まっていたルゼの時間をゆっくりと動かし――。世界を呪った少女と英雄となった騎士。誓い合った二人が、輪廻を超えて再び巡り合う再会と約束の物語。(GA文庫公式サイトより)
感想
誓い合った二人が、輪廻を超えて再び巡り合う再会と約束の物語! 領主である親の罪の巻き添えにより、世界を呪いながら自ら命を絶った竜歌の巫女が、生まれ変わり、かつてある誓いをして裏切り英雄となった騎士・ギルバートと再会して始まる、竜歌の巫女と、呪いと復讐が楽しめる作品でした。
悪政を敷いていた領主である親の罪の巻き添えにより、世界を呪いながら2人の英雄と民衆の前で自ら命を絶った竜歌の巫女。かつて「私の騎士となり、守ってくれる」と誓った少年騎士・ギルバートに裏切られた彼女は、記憶を持ったまま生まれ変わります。
名もなき少女となり、奴隷として売られそうになっていた竜歌の巫女。そんな彼女を保護したのは、なんと青年となったギルバートだったんです!
呪われた怪物・メルジーナと名乗ったことで、彼からルゼと呼ばれるようになった少女は、(悪党たちに従わされていた、気絶させてしまった)竜が空を飛べるようになるまで、ギルバートの屋敷で、メイドとして過ごすことになります。
年が近い見習いメイドのリンナや、竜歌の巫女時代の家庭教師だったアリスの弟で、執事長のオズワルド、使用人総括を任されているシャーロットなど、暖かい人たちとの触れ合いで少しずつ想いが変わっていくルゼ。
まずこの、罰を望まれ世界を呪い生まれ変わった少女が、自分は守られていいのだと認められるなど、優しい館の人たちの想いによって変わっていく様子が面白かったんですよね。後半、ギルバートの兄・ガーランドの登場によって、ルゼは真実を知っていきます。
大切な誓いはね。その人が大切にすればするほど、違えた時に、“呪い”になるの。誓いを違えた騎士の呪いと贖罪、救えなかった青年の呪いと復讐、生まれ変わった少女の呪いと祝福。現実に苛まれて生きてきた2人を前に、少女は何をするのか。
登場人物たちの決意や、輪廻を超えて再び巡り合った2人の近づいていく距離感、世界を呪った少女の約束に感動しました。もちろん面白かったです。2巻が2021年の3月に発売だそうで、どうなっていくのでしょう楽しみですね。
以上、ラノ感でした!
レーベル | GA文庫 |
ジャンル | ファンタジー |
おすすめ度(評価) | ★★★★☆ |
ページ数 | 352 |
発売日 | 2020年12月10日 |
章ごとにいろいろまとめてみた
ル
ゼ ギ
ル オ
ズ リ
ン
ナ シャ
ーロ
ット ガー
ラ
ンド ア
リ
ス (バ) ページ プロロ 〇 × × × × × × × 7 一章 〇 〇 〇 〇 〇 × × 〇 42 幕間 〇 〇 〇 × × × 〇 × 17 二章 〇 〇 〇 〇 〇 × × × 44 幕間 〇 × × × × × 〇 × 6 三章 〇 〇 〇 〇 × × × 〇 45 幕章 〇 〇 × × × × × × 4 四章 〇 〇 〇 〇 〇 × × × 42 五章 〇 〇 〇 〇 〇 〇 × × 60 六章 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 × 58 エピロ 〇 〇 〇 × × 〇 × × 16 合計 341
プロローグはプロロ、
エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(間違っていたらごめんなさい)
(バ)はバトルシーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)
ル ゼ | ギ ル | オ ズ | リ ン ナ | シャ ーロ ット | ガー ラ ンド | ア リ ス | (バ) | ページ | |
プロロ | 〇 | × | × | × | × | × | × | × | 7 |
一章 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | 〇 | 42 |
幕間 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × | 〇 | × | 17 |
二章 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × | 44 |
幕間 | 〇 | × | × | × | × | × | 〇 | × | 6 |
三章 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × | 〇 | 45 |
幕章 | 〇 | 〇 | × | × | × | × | × | × | 4 |
四章 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × | 42 |
五章 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | 60 |
六章 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 58 |
エピロ | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | 〇 | × | × | 16 |
合計 | 341 |
プロローグはプロロ、
エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(間違っていたらごめんなさい)
(バ)はバトルシーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)
エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(間違っていたらごめんなさい)
(バ)はバトルシーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)
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