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著者 藍月要 イラスト Aちき

「好き」って言えるわけないじゃない!
気持ちが言えないハイスぺ女子と
特殊能力男子のすれ違いラブコメ!

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ

「好きな男の子の心拍に合わせてスマホが震えるの最高」 全国模試1位、高校生ながらその腕で荒稼ぎしている凄腕プログラマー。けど人間嫌いで誰とも喋らない久城紅は、隣の席の宮代空也が大好きだった。初めての感情に戸惑う紅は、その高い技術で空也の情報を集めることが趣味になっていた。集めた情報をもとに十日に一回、空也に話しかけるせつない日々。しかし空也は“人の感情が色で見える”という特殊能力の持ち主で、紅のひそかな好意に気づいており――! 気持ちが言えないハイスぺ女子×恋に不信な特殊能力男子のすれ違いラブコメ!

(ファミ通文庫公式サイトより)

感想


感情が色で見える少年とハイスペ女子のすれ違いラブコメ! 人間の感情の色が見える特殊能力を持つ天才画家少年・宮代空也が、隣の席のプロゲーマー・久城紅の色を見て始まる、赤色の愛が楽しめる作品でした。

人間の感情が色で見える特殊能力を持っている空也は、ある日、隣の席の人間嫌いの天才少女・久城さんに話しかけられ、彼女を見てしまいます。色は彼女の名前と同じ、血のように濃く鮮烈な赤。脈ありと判定される恋と愛の色だったんです。

空也に電話して、いっしょにゲームして、やり切った感を出して、妹にはお姉ちゃん超カワイイと言われる久城さん。そんな彼女、空也のスマホやスマートウォッチのデータを盗むデジタルストーカーでもあったんですよね。

序盤はそんなコミュ障なストーカー少女のポンコツで異常愛な一面や、空也と空也の幼馴染の翠香との日常が続いていて、コミカルで面白かったんですよ。しかし中盤?から不穏な空気が漂い始めます。

絵描きだけど、ある理由から赤系の色を使えない空也。彼が突然いなくなり、久城さんと翠香はどうやって彼を探すのか。序盤はコミカルで、後半はシリアスになっていて読み進んでいくほど深く味があり、ヒロインたちの愛ゆえの行動と、ラストの涙にグッとくる1冊でした。



以上、ラノ感でした!

レーベル
ファミ通文庫
ジャンル
ラブコメ
おすすめ度(評価)
★★★★☆
ページ数
320
発売日
2020年8月30日



章ごとにいろいろまとめてみた


空也
久城
翠香
勇治
(エ)ページ
  
×
×
×
×
×
1
1章
×
55
2章
×
56
3章
×
73
4章
×
37
5章
×
×
76
エピロ
×
×
12
合計
310

エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(エ)はエッチな?シーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)