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著者 鏡遊 イラスト なつめえり

残念、亜月ちゃんでした!
好きな子の妹がグイグイ迫る
猛アプローチラブコメ!

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ

俺、風堂理玖は片思いしてきた同級生・天詞彩陽への告白に失敗してしまう。その原因は――「ごめんね、先輩。お詫びに姉にシたかったこと、あたしにシていいですよ? なんてねっ」彩陽の妹で、ウザ絡みしてくる後輩・亜月が邪魔したせいだ! その亜月が俺に、悪魔の契約を持ちかてくる。「あたしが先輩を姉と釣り合うように育ててあげますよ!」と、明らかにろくでもないことを企んでるが……いいだろう、俺の想いを叶えるために、あえて亜月の悪巧みに付き合ってやるよ! (ハイ、残念。先輩が最後に好きになるのはあたしです!) 好きな女子の妹がグイグイ迫る、猛アプローチラブコメ!

(裏表紙より)

感想


好きな子の妹がグイグイ迫る、猛アプローチラブコメ! あることをきっかけに、成績優秀、品行方正スポーツも万能な少女・天詞彩陽のことを好きになった風堂理玖が、彼女の妹・亜月につきまとわれる、奇妙な三角関係が楽しめる作品でした。

ウザ絡みしてくる後輩の亜月のせいで、片思いしてきた同級生・彩陽への告白に失敗した理玖。彼は、亜月が用意したミッションをこなして「レベル上げ」していくことになります。

理玖は入試で高得点を取って特待生になったんだけど、最初の定期テストで学年最下位になってしまっていて。それからも同じ成績が続いて、どん底に落ちているときに、学園祭で彩陽から笑顔と励ましの言葉を貰い、好きになっていたんですよね。

亜月ちゃんはかなりウザくて。彩陽に並びたてるものを一つでも持てるように、テストで彼女を超えて、十六時間書き上げたラブレターで告白しようとした理玖の、邪魔をするぐらいの悪い子なんですよ。(もちろん理由はあるんだけどね?)

家庭教師になったり、デート?したり、亜月にウザ絡みされていく理玖。物語途中では、亜月の未来視点もあって見方が増えていて、シリアスなシーンもあり、ウザかわラブコメだけじゃない面白さがあって面白かったんです。

後半、理玖はまた彩陽に告白しようとします。亜月はなぜウザ絡みをしてくるのか、理玖の告白は上手くいくのか。真実がみえてくる歪な三角関係。1巻だけでもまとまっているけれど、まだ語られていないこともあって。天然な天使とウザい悪魔、どっちに転ぶんでしょう、楽しみですね。



以上、ラノ感でした!

レーベル
ファンタジア文庫
ジャンル
ラブコメ
おすすめ度(評価)
★★★☆☆
ページ数
304
発売日
2020年7月17日



章ごとにいろいろまとめてみた


風堂
亜月
彩陽
セイラ
(エ)ページ
プロロ
×
×
×
2
1
×
×
29
2
×
28
3
×
21
4
×
20
5
×
30
6
×
21
7
×
23
8
45
9
×
×
21
10
×
×
×
14
11
×
×
18
12
×
×
×
15
エピロ
×
×
9
合計
296

プロローグはプロロ、
エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(エ)はエッチな?シーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)