目次1 ▯感想
2 ▯2巻まとめ

　

感想

ラブコメが好きな赤城大我。そんな彼のもとに、空から天使のピュアリィが落ちてくる。発生したラブコメ魔法によって、自称クールなポンコツ少女・シフォンや、完璧超人な下ネタ少女・君影静とラブコメなシチュエーションを繰り返した赤城は、シフォンに起きたラブコメ魔法の暴走を解決したのだった。


心臓がどくんと高鳴っても、抱いている感情が分かっていない赤城に、シフォンはピュアリィに自分で気づいてもらわないと意味がないと伝えます。一方、君影はラブコメ魔法のフライングでメイド長に見られそうになり――というのが試し読みまでのお話。

ここからは少しネタバレが含まれるので、読んでない方は注意してください。





さて今回はにちゃぁなクール先生と君塚の下ネタが乱舞する回でした！


ラブコメ魔法がフライング発動した君影は、赤城くんを屋上に呼び出して下ネタを連呼！　メイド長の雪村さんから「下ネタだけはもう使うな」と言われて、決心したはずなんですけどね…。すぐに出ちゃうのが下ネタキャラの宿命？




裸を見られるわけにはいきません！　ラブコメ魔法が発動して、目つぶしをした君影は嘘の解除方法を教えます。「好きだ、付き合ってくれ」としか言わずに脱がされていた赤城くんは、彼女に本心を伝えて。友達としてだと分かってても、喜んで「だいしゅきい」って。うん、悶える君影が可愛い。



赤城くんたちのクラスに新しい副担任がやってきました！　名前は凛堂零。見た目も声も行動もクールな美人先生です。そんな彼女、キュートなマスコット的教師に憧れているんですが、にちゃぁな笑顔になっちゃう先生で、シフォンと真逆だったんです。どっちも天然なのがね…。




凛堂先生の笑顔の特訓開始！　だけど、不気味な笑みは治らない。そんなとき、ラブコメ魔法が発動します。解除方法は『凛堂零が自然な笑顔を見せる事』。ピュアリィのあれなアイスは置いといて。君影は先生に「『クール』なままで十分素敵ですよ」と言い始めます。


悲鳴が聞こえて、バスケ部女子が男子に絡まれている姿を見た先生は、助けに向かって大音声の「喝ッ！」。赤城くんは危ないところを助けて、先生の笑顔が見れて魔法は解除。先生のありのままは素敵だけど、警備員さん毎回いいところで現れ過ぎじゃないですかね。





さて、いまだに本当の自分を伝えられていないコミュ障な君影は、メイド長の雪村さんからまたアドバイスを貰い、赤城くんとデートを始めます。ここからはネタバレすぎるので言いませんが、デートでも下ネタを連呼する君影と雪村さんの会話に笑っちゃいました。


下ネタを一切使うなと言われて我慢していた君影が、ラブコメ魔法の痛みを耐える赤城くんの言葉によって『告白』の重要性に気づき、発したありのまま。ラブコメ好きか疑わしい鈍感主人公は、女の子を笑顔にするのもいいけど、自分と2人の気持ちに気付いて欲しいですね。

2巻まとめ

というわけで2巻の感想・レビュー？でした。

君影がラブコメ魔法で裸になっていましたね。新副担任のクールな凛堂先生がやってきて、にちゃぁな笑顔を知った彼女は、女の子を助けて赤城によってありのままを見せて。赤城をデートに誘った君影は最後、一番知られたくない、一番知って欲しい事を告白していました。

下ネタの勢いが増す中、コミュ障な君影が自分をさらけ出し始める2巻。にちゃぁな笑顔を見せる先生の、目指している教師像とクールな自分との苦悩。演技をしていた君影が自分を隠し続けることをやめていく姿が可愛く、軽快な掛け合いにお腹を抱えました。今回も面白かったです。

先生がヒロインになったりするのか。鈍感主人公たちの今後（3巻）が楽しみです。

以上、ラノ感でした！