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著者 こまつれい イラスト しぐれうい

第8回講談社ラノベ文庫新人賞受賞作
男子高校生が美少女オートマタに?
少女と出会い惹かれ合うSF恋愛物語。

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ

男子高校生の浅田ユヅキがある日目覚めると、女の子の人形の姿になっていた!  人形の名はセブンス。 一流の魔法使いであり人形師である朝霧キョウコが作り出した、世界最高クラスのスペックをもつレンタルサービス型の美少女オートマタである……らしい。 その役割は、依頼者との会話、家事、警備、さらに性行為にまで及ぶ。 セブンスになってしまったユヅキは、さまざまな男性の性処理のためにレンタルされ、心をすり減らす日々を過ごす。 やがて一ヵ月以上が過ぎ、精神的に限界を迎えつつあったとき、セブンスは女性の依頼者である高校生の少女イチコに出会う。 そして、二人は次第に惹かれ合い……!?  第8回講談社ラノベ文庫新人賞《大賞》受賞作!

(講談社ラノベ文庫公式サイトより)

感想


男子高校生の浅田ユヅキは、目覚めると女性型オートマタになっていた。オートマタの人権がない制御魔法が施された世界で、サービス型の美少女オートマタ『セブンス』として、男性の性処理のためにレンタルされる日々を送っていた彼はある日、高校生の少女・イチコと出会い――

オートマタと人間のボーイミーツガールなSF恋愛物語。ジャンルはSF恋愛?だと思います。オートマタの技術発表会で、最新型の美少女オートマタとして目覚めた主人公が、人間と同じように接してくれる女の子と出会い惹かれ合っていく、人形と人間の恋愛と騙される展開が楽しめる作品でした。

すごく面白かったです! 男子高校生が女性型オートマタに転移して、性処理をさせられ煙草で精神を保つ暗い日々。そんなときに訪れた少女との四日間。最初は他のオートマタとは違う友達のような関係だった2人が変わり始め、境遇を話し結ばれていく、「人形」と「人間」の結ばれるはずのない障害がある2人の関係と世界観が、読みやすく綺麗に描かれていて面白かったんですよ。

後半、惹かれ合っていた2人にあることが起こります。そこからの衝撃的な展開。TSか、百合か。百合はあまり感じられないかもしれませんが、1転2転、何度もひっくり返され、向かっていく2人の恋愛。いやもう、尊い! おススメしたい1冊でした。



以上、ラノ感でした!

レーベル
講談社ラノベ文庫
ジャンル
SF恋愛
おすすめ度(評価)
★★★★☆
ページ数
280
発売日
2019年12月2日



章ごとにいろいろまとめてみた


女性男性バトルエッチな?ページ
1 4+70+7
×
268
合計4+70+7
268

キャラは(主要人物+その他)
台詞がない、
性別が分からなかったキャラは
カウントしてません。
(例:男性型オートマタ、警察、
男女五人組(突き飛ばされた男以外の4人))
あるが〇ないが×微妙が△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)

キャラの内訳は以下の通りです。
(押したら見えます)
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女性女性(他)男性男性(他)
1 セブンス、
フィフス、
イチコ、
キョウコ
カズコ、イチコ、
谷村、太田、
ルミ、記者、
ゼロヨン
なしヒデミチ、
中川、男性、
河白道、男、
記者①②
合計セブンス、
フィフス、
イチコ、
キョウコ
カズコ、イチコ、
谷村、太田、
ルミ、記者、
ゼロヨン
なしヒデミチ、
中川、男性、
河白道、男、
記者①②