著者 ひなちほこ イラスト シエラ
第15回MF文庫新人賞受賞作!
過去を奪い返すための共犯関係?
近未来異能バトル開幕!
過去を奪い返すための共犯関係?
近未来異能バトル開幕!
あらすじ
夜空に輝く純白の翼。降りそそぐ無数の雷撃。そんな超常の現象を引き起こす≪脅威≫と呼ばれる力。特殊な力を身に宿した少女たち≪観測者≫を保護、養成するための機関『特殊能力統轄学院』。しかし実態は理外の力を持つ彼女たちを隔離、統制、そして利用するための施設であった。日常を奪われた監獄のような学院島で、かつて機関に連れ去られた幼馴染のことを調べるため優等生を演じ監理官を目指す紫門。ある日、機関に隷属し、悪魔『アスモデウス』の称号を持つ少女と行動を共にする仮契約を結ぶことになり――。君を絶対に助けに行く、たとえ世界のすべてを敵に回したとしても(MF文庫J公式サイトより)
感想
設定が特殊な能力として発現することがある世界。力を身に宿した少女たち《観測者》を利用するための機関に、幼馴染を連れ去られてしまった紫門詠哉は、少女との「約束」を果たすため管理官を目指していた。特殊能力統轄学院で優等生を演じていた紫門はある日、理事会からの通達で『アスモデウス』の称号を持つ少女と仮契約を結ぶことになり――
大切なものを取り戻すため共犯する近未来異能バトル! ジャンルは異能バトルだと思います。特殊能力統轄学院で優等生を演じていた主人公が、悪魔『アスモデウス』の称号を持つ少女と契約を結び、ある「約束」を果たす為に行動していく、「設定」と「目的」が楽しめる作品でした。
マンホールの蓋を浮かしたり、悪魔の逸話のせいで発情したりする。そんな思春期の少女たちが逸話や論文などの知識や思い込み、イメージの要領で物理法則を無視する現象を引き起こすことができる、中二的で込まれた「設定」が面白かったです。ただ序盤に情報量やルビが多いので読むときには注意が必要かなと思います。
だけど、後半から待ち受ける怒涛の展開とバトル、そして明かされる犯人と似た少女と出会うラスト! 少年の「約束」は果たされるのか。「王子様」と逢いたい少女の願いは叶うのか。大切なものを取り戻す戦いをまた見たくなる熱い1冊でした。
以上、ラノ感でした!
レーベル | MF文庫J |
ジャンル | 異能バトル |
おすすめ度(評価) | ★★★☆☆ |
ページ数 | 296 |
発売日 | 2019年11月25日 |
章ごとにいろいろまとめてみた
紫門 アスモ 烽火 琉海 ヴィネ (バ) ページ 序章 〇 〇 × × × 〇 12 第一章 〇 〇 〇 〇 × × 39 第二章 〇 〇 × × × × 40 第三章 〇 〇 〇 〇 × 〇 51 第四章 〇 〇 〇 〇 × × 62 幕間 × ? × × × × 1 第五章 〇 〇 × × 〇 〇 57 終章 〇 〇 × × × △ 22 合計 284
アスモデウスはアスモにしています。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(バ)はバトルシーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)
紫門 | アスモ | 烽火 | 琉海 | ヴィネ | (バ) | ページ | |
序章 | 〇 | 〇 | × | × | × | 〇 | 12 |
第一章 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | 39 |
第二章 | 〇 | 〇 | × | × | × | × | 40 |
第三章 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 51 |
第四章 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | 62 |
幕間 | × | ? | × | × | × | × | 1 |
第五章 | 〇 | 〇 | × | × | 〇 | 〇 | 57 |
終章 | 〇 | 〇 | × | × | × | △ | 22 |
合計 | 284 |
アスモデウスはアスモにしています。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(バ)はバトルシーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(バ)はバトルシーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)
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