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著者 神田暁一郎 イラスト たけの このよう。

ふたりだけのヒミツ、だね
低身長な少年と高身長な少女の
青春ラブコメディ、第2巻!

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想

 

あらすじ

低身長が悩みの下野水希と高身長で人気者の高瀬菜央。身長差20センチの正反対な二人だが、席替えで隣になったり、一緒に登校したりと、確かに距離を縮めていた。そんな中、初心者ながらサッカー部に加入した水希は、他の部員に追いつくため、一つ年上の先輩女子・魚見とよく一緒に練習するように。一方、運動音痴な高瀬には球技大会の練習に付き合ってほしいと頼まれる。教室では高瀬、部活では魚見。二人に挟まれる水希だが――「わたしが、一番近くて仲良し?」 距離を確かめるかのように、高瀬は想いをぶつけてきて!? エモさ満点の次世代身長差ラブコメ第2弾!

(GA文庫公式サイトより)

感想


前巻(1巻)のお話

前回の感想はこちらから


試し読みまでのお話

高瀬さんと仲良くなった水希。サッカー部に入部した水希は、高瀬さんと隣の席になり――というのが試し読みまでのお話。

ここからは少しネタバレが含まれるので、読んでない方は注意してください。



一番仲良し

さて今回は高身長な高瀬さんと選択な回でした!


サッカー部に入部した水希。部活に入ったことで、人と接する機会が増えた水希は、写生大会中に高瀬さんに声をかけられます。隣にやってきて、帰る気なさそうな高瀬さん。そんな彼女に水希は似顔絵をリクエストされるんですよね!


苦手といいつつも、自分も描くことにした水希。彼女に見惚れながらも似顔絵を描いていた水希は、「わたしが、一番仲良し?」と今朝丸さんと比較されながら質問されるんです! 女子の中でなら、と素っ気なく答えた水希だったけど、その後の高瀬さんの台詞。


「ふ~ん。――ならいいや」
(61ページ 引用)


この一言だけなんだけど、ふ~ん。のあとの――が、嬉しさ、温かさ、いろんな含みを持たせてあっていいですよね! 似顔絵を見せて、「ふたりだけのヒミツ、だね」とも言っちゃう高瀬さん。こんなこと言って、本当に嬉しかったんだろうなぁ。


さて、ゴールデンウィークに入り、部活が休みになって、今朝丸さんからクラブチームに誘われた水希。そんな水希は1人、女子に交じってプレーすることに! それでも水希は初心者、止める蹴るもできなくて怒られちゃいます。


「そんなレベルで練習参加されちゃ、こっちが迷惑なんだけど」
(72ページ 引用)


先輩の魚見さんに教えてもらいながら、少しずつ成長していった水希。そんな水希は、これからも自主練しない?と魚見さんに告げられるんですよね。一緒に練習することにした水希。ただ内心では、一緒に練習するだけ、それだけだと弁明していて。


誰に対して言っていたのか。それはもちろんあの子だと思うけど、気づいていないながらも、しっかり彼女を意識していて、いいよね! さてさて、高瀬さんに頼まれて、球技大会のために、彼女の家で練習した水希。


「――じゃあ、わたしと付き合おうよ」
(164ページ 引用)


球技大会もおわり、また一緒に練習することを約束して2人のヒミツが増える中、水希は魚見さんに告白されます。ここからはネタバレすぎるので言わないけど、高瀬さんの隣に男の子がいる。高瀬さんも嬉しそうにしている。それが嫌になっている水希の心情が良かったですね。


高瀬さんに謝れないまま、訪れてしまった魚見さんとのデート。サッカーが好き、サッカー人生だった。それでいいのかと思ってしまった魚見さんが、恋愛に逃げた先で告白した水希の言葉と、彼女の210ページの笑顔は、これからも続けていいんだと、輝いて見えて。


「わたしも、下野が一番だよ」
(223ページ 引用)


高瀬さんのことが好きなことに気づいた水希が、高瀬さんの演奏を聴きに来て、聴き終わっての2人の会話。一番だよ。これから2人はさらに仲良くなっていくことでしょう。高瀬さんと水希、2人はどうなっていくのか、3巻も楽しみですね!


以上、ラノ感でした!