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著者 佐伯さん イラスト はねこと

お風呂とご飯、どちらを先にしますか?
TVアニメ放送中な
甘く焦れったい恋の物語、第8巻!

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想

 

あらすじ

「……今日は、帰らなくても、いいですか……?」 文化祭の喧騒も過ぎ去り、日常が戻ってくる。周は真昼への想いを改めて言葉にして伝え、ともに将来を誓いあった。さらにそれをかたちにしたものをプレゼントしたい周は、慣れないアルバイトを始めることにする。一方、周の帰りを待つことになった真昼も、寂しさを抱えながらも、周への気持ちを伝えるべく、密かに行動するのだった……。これは、甘くて焦れったい、恋の物語――。


(裏表紙より)

感想


前巻(7巻)のお話

前回の感想はこちらから

登場人物をまとめたりもしているので、良かったらこちらも見て見てくださいね!




試し読みまでのお話

文化祭が終わり、真昼から、帰らなくてもいいですかと告げられた周。一緒にお風呂に入った周は、大人な触れ合いを責任を取れるようになるまで待ってもらうことに――というのが試し読みまでのお話。

ここからは少しネタバレが含まれるので、読んでない方は注意してください。



愛してほしい天使様

さて今回は待っている天使様と誕生日な回でした!


文化祭が終わり、真昼から、帰らなくてもいいですかと告げられた周! 一緒にお風呂に入って彼女を感じてしまった周は、それ以上も受け入れてくれている真昼に「責任取れるようになるまで、待ってくれますか」と告げます。


周に愛してもらいたいまひるん。だけど、もしできてしまったら、とそれ以上をするには責任が伴っちゃう。周も絶対、真昼と愛し合いたいと思ってるんだよね。それでも、責任が取れるようになるまで待ってくれと言う。ヘタレじゃないよ、紳士だよ、周。


「費用の事は心配ないよ?」
(76ページ 引用)


さて、真昼と過ごした周。そんな2人のもとに志保子さんたちがやってきます! 志保子さんが真昼とお出かけに行き、修斗さんとお父さんと2人きりになった周。そんな周は、修斗さんと交際事情について話しているときに、上の台詞を告げられるんですよね。


将来的に結婚する。その未来すら見据えている。費用の事も考えてくれている。落ち着きある人だけど、ちゃんと見てくれてるんだよね。「親らしい事をさせておくれよ」「死ぬまでにいい感じに恩返しでもしておくれ」 そんなことを言うお父さん。憧れちゃいますよ。


「く、クリスマスというか……その、来年の話になるんだけどさ。その、指輪をあげたいというか……」
(87ページ 引用)


さて、修斗さんと話した周。将来誓い合い、真昼に内緒で指輪をプレゼントすることにした周は、アルバイトを始めます! 木戸さんにバイト先を紹介してもらった周。だけど樹くんはそれを聞いてちょっと拗ねちゃうんですよ。


理由は先に相談してもらえなかったからなんだけど、今まで頼られてたのに、今回はのけ者なんてね? もちろん、普段頼りすぎてるっていう周の優しさもあったんだけど、頼って欲しいっていう気持ち、前回父親との件もあった、自分も助けてもらってる。


そんな周に応えてあげたいっていう親友の優しさよね。頼ってほしくて拗ねるって、鈍だけ親友思いなのよ。さてさて、木戸さんの叔母様の喫茶店で働くことになった周。シフトも決まり、バイト先に向かおうとした周は真昼から「早く帰ってきてくださいね」といわれます


「お帰りなさい、周くん」
(189ページ 引用)


ここからはネタバレすぎるので言わないけど、2人が夫婦でしたね。バイトに行って、帰ってきて、この台詞ですよ、皆さん! その後に周が「ただいま」っていう、そしてご飯にするか、お風呂にするか聞いてくる。もう夫婦って言わずして何なんですか。


ご飯も作ってくれて、バイトはどうでしたか? と聞いてくる。周くんが頑張ってる姿みたいです。これだけで明日も頑張るしかないと思っちゃう。森脇くんまで2人のこと新婚さんって言ってるけど、もうね! 甘すぎてお腹いっぱいですよ。


「……多分だけど、真昼より俺の方が重いよ。真昼が思うより、ずっと」
(278ページ 引用)


そして迎えた天使様のXデー! 周の誕生日、11月8日。プレゼントも渡して、愛が重さでちょっぴりぶつかり合って、抱きしめあって、キスをして、最後は「おやすみ」。さぁ、この尊い2人のクリスマスはどうなるのか、9巻楽しみです!


以上、ラノ感でした!