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(アニメ公式サイトより引用)


こんにちは、夕凪真白です!
『スパイ教室』のアニメがついに始まりましたね!

さて今回はアニメ第1話の感想と、
原作との違いを語っていきたいと思います!

原作の内容も触れていきますので、まだ見てないよって方は、ブラウザバック推奨です!

というわけで語っていくよ!



MISSION 《花園》Ⅰ



終結


今回の第1話、小説版では89ページ、コミックス版の68ページまででした。この作品知らないよって方に説明しますと、この作品、小説版とコミックス版で内容が少し違います。

コミックスだとあるキャラが1話から登場していたり、台詞や行動が違ったりするんですよね。それを踏まえて言うんだけど、アニメ見て、原作見ようとしている人、何故かは言いません、


コミックス版を
まだ読まないでください!


今回アニメ1話はほぼコミックス版で話が進んでいます。ただ、ほんとネタバレだから言えないけど、まだ待って欲しい。言いましたよ? 

そんなわけで、今回はコミックス版の方で話を進めていくんですけど――クラウスの師匠・ギードとクラウスの会話があってからの、リリィたちのスパイと戦う演出ヤバない!?


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(アニメより引用)


これよ、これ! このシーンもちろん原作どちらにも存在しないはずなんだけど、冒頭から戦闘しているリリィたちに興奮しないわけがなかったよ。その途中には本編にもあった「影の戦争」のくだり。

敵国のガルガド帝国の降伏で終結した世界大戦は「光の戦争」は、スパイたちの情報戦「影の戦争」となっていきます。

この語りもね。クラウス役の梅原さんの落ち着きのある低音が、スパイや戦争の暗影としたイメージを映り込ませるようで――

――と長くなっちゃいそうなのでここまでにして、シーンは移り、リリィが『灯』に配属されていく場面へ。ここら辺は原作通りでしたね。天真爛漫なリリィちゃん、可愛かったです。

ここから場面は移り、『灯』の本拠地・陽炎パレスへとなるんですが、

この道中の補完がヤバい! 

ここまで映像化して下さるとは思ってもいませんでした。リリィが在籍した痕跡を消すシーンこそなかったのですが、洋館へ行くまでですよね。

『ガーマス宗教学校』と書かれた看板がある入り口からの、地下通路へ。コミックス版で多少は描かれていたのですが、ここまで宗教学校が広かったとは、さすが本拠地。

ただ私以外にも思ったはず、リリィがアホな子なだけで、簡単に行けそうだと。これ、実際どうなってるんでしょう!?

ちなみにこの作品を知らない方に伝えると、リリィたちは架空の『ガーマス宗教学校』の生徒ということになっています。爆発音が響いても、宗教行事です、と誤魔化しているそうです。


『灯』



キャプチャ112
(アニメより引用)


さて、陽炎パレスに入ったリリィ。そこには6人の知らない少女たちがいて、白髪の少女から「成績を教えろ」と告げられ、全員が落ちこぼれだと判明します

ここら辺も原作通りでしたね。そして、『灯』のボス・クラウスが登場、任務のことを少し聞かされ、共同生活をすることに。サラも言ってるんだけど、落ちこぼればかりで死亡率9割の不可能任務

ほぼ死が確定。他の人はまともな子たちが集められている、そう思ってきた子もいるはずなのに、これは…ね。ただ、住んでいいと聞いて、目を輝かせるリリィ。見ていて飽きないです!

ここから陽炎パレスでの食事やお風呂シーンなどもあり、クラウスが南京錠を解錠する試練を出してきます。リリィが「機構難しすぎませんっ?」と言っているんだけど、

当然この鍵は普通の南京錠ではないです。

帝国軍事施設で用いられていた鍵なんですよね。全員が解錠できない中、クラウスは”南京錠8個”をすぐに開けてしまいます。ここは小説版とは違いましたね。

アニメでは、自分はできる感を出してるだけになってるモニカですが、小説版では1人だけ解錠しています。『灯』のエースなんです!

ただクラウスの残念なところがここからですよ。

「いい具合に使う」「おしべをくすぐるミツバチのように」 そう! このクラウス、教えることが下手なんです! 変装「なんとかなる」編は、見てみたい気持ちもあるけど…。

生徒の立場からしたら、ふざけんなって感じですよね! 7人の呆れ顔とクラウスの発言に思わず私も笑っちゃいましたよ。そして、ボスに呆れたリリィの過去が描かれて、この台詞!

(コードネーム『花園』
――咲き狂う時間です)
(原作第1巻 47ページ 引用)


普段はアホな子で天真爛漫なリリィちゃんだけど、この台詞言う時と皆がピンチに陥ったときは、ある子がリリィを好きになるくらいカッコいいんですよね。


《花園》のリリィ


そんなわけで、リリィは生きるために、クラウスを襲撃していきます。クラウスを観光に連れ出し、湖のボートに誘うリリィ。リリィがボートに乗ろうとする中、クラウスが粋な計らいを。

ちなみにこの「女性に手を差し伸べるのは男の役目だ」という台詞は、小説版にはないです。「漕ぐのは僕か?」とか言ってます。大分印象変わるんですよね…なぜでしょう?


キャプチャ113
(アニメより引用)


そして、湖の真ん中でリリィが毒ガスをかけるも、クラウスに足枷を付けられ、リリィも解毒薬を忘れるというポンをしたことで、自力で沖まで漕ぐことに!

雨宮さんの「ノー」が響いてましたね。そこから沖に着いたリリィにクラウスが、『灯』のリーダーになれと告げて、7人の前でいで「僕を倒せ」と教育方法を告げて、第1話は終了となりました。


キャプチャ114
(アニメより引用)


いやぁ、ある理由からアニメ化不可能といわれた『スパイ教室』のアニメ1話でしたよ、皆さん! 正直、1話からある子の伏線が多数はられていて、登場してもいてビックリしたんですが、それ以上に、もう、作画良かった。

これ良くないと、良いじゃぜんぜん違いますからね! なくなっていた部分はあったけれど、あの子も不幸じゃなくて、小説版とコミックス版のいいとこどりで、アニメ第1話大満足でした。


まとめ


というわけでだらだらと感想やってきたわけですが、簡潔に第1話をいうと、もう良すぎましたよね! とくにリリィのシーン!

コミックスよりも迫力があって、リリィの真剣な表情ですよ。少し前までは楽しそうだったのに、声優さんの演技もあって、惹きこまれましたよ。まぁすぐにアホな子リリィちゃんになっちゃうんですが…。

小説版とコミックス版のいいとこどりでこれからアニメはどうなっていくのか! さて第2話はこのままいくと、どうなるんですかね…。正直分かりません! 

コミックス版でいくのか、小説版でいくのか! どちらにせよ、作画崩壊しないことをすごく願いながら、来週も感想やってきます!!

以上、アニ感でした。