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著者 黒鍵繭 イラスト 藤ちょこ

第18回MF文庫J新人賞受賞作!
VTuberになりたい女子高生と
クリエイターの青春物語、開幕!

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ

プロの高校生イラストレーターとして活躍する千景。そんな彼はある日、誰もが近づきがたいほどに完成された美しさを持つ孤高の少女・果澪から「ママになってくれないかな?」とお願いされる。この場合の「ママ」と言えばVTuberのキャラクターデザイン――悩む千景に、果澪は突如脱ぎ出し、きわどい水着姿で迫り……!? 果澪の熱意を受け止めた千景は、同じく高校生イラストレーターの桐紗、自堕落な隣人にして大人気個人VTuberの仁愛を仲間にし、VTuber「雫凪ミオ」プロジェクトを発足。全員で果澪を人気VTuberにするべく、動き出す。VTuberになりたい女子高生と、クリエイター&ストリーマーたちで送る青春ラブコメディ開幕!

(MF文庫J公式サイトより)

感想


VTuberになりたい女子高生とクリエイターの青春物語。プロの高校生イラストレーターとして活躍する亜鳥千景が、クラスの孤高の美少女・海ヶ瀬果澪から「ママになってくれないかな?」とお願いされ始まる、ガワの裏ガワが楽しめる作品でした。

業界トップの神絵師と呼ばれているフリーの高校生イラストレーターの千景。イラストの参考のため、学校の色んな女子にデッサンモデルをお願いしていた彼はある日、隣の席に座る孤高の美少女・海ヶ瀬さんをモデルにしたイラストを、SNSに上げてしまいます。

次の日の朝、『かみお』と名乗る人物からDMで「ママになってくれませんか?」と告げられた千景。そんな彼は、『かみお』だった海ヶ瀬さんから、百万円や企画書、モデルになるというメリットも提示され、「ママになってくれないかな?」とお願いされるんですよね。

始まっていくVTuber雫凪ミオの物語。海ヶ瀬さんのVTuberのキャラデザをすることになった千景はどんなVTuberを誕生させていくのか! また、海ヶ瀬がVTuberになろうとした理由とは…。

イラストレーターの千景、モデリング担当の桐紗、VTuberな仁愛と、友達であり仕事仲間として協力し、イラスト、モデリング、挨拶、社会配信の流れなど、1からVTuber「雫凪ミオ」を作り動かし人気にさせていく、高校生のVTuberプロジェクトが面白かったです。

ただ、VTuberを作っていく過程は葛藤部分もなく、VTuberになった後は配信台詞もなしに、人気になって1か月が経っていて。VTuberが好きな私としては、作る人たちはこんなものなのか?と疑問に思う部分もあり、淡々と進んでいたため、物足りなさはありました。

しかし、この作品後半からが本番なんです! 衝撃の展開もあり、彼女はどうしてVTuberになろうとしたのか。なぜアトリエにママになってもらったのか。明らかにされながら、VTuberという一種の仮面を被る少女の抱える問題も見えてきて。

彼女をどうやって、主人公たちは救っていくのか! VTuberであることという在り方に一石を投じる、VTuberになりたい女子高生の裏側のと青春が楽しめる1冊。彼らはどうなっていくのでしょう。楽しみですね。








以上、ラノ感でした!

レーベル
MF文庫J
ジャンル
青春もの
おすすめ度(評価)
★★★☆☆
ページ数
328
発売日
2022年11月25日



章ごとにいろいろまとめてみた


更新予定です。