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著者 持崎湯葉 イラスト どうしま

もう疲れたの。真面目に生きるとか
孤独で地獄な社会を知った元恋人の
ちょっとエッチな社会人恋物語。

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ

元カノと夜を共にした。ブラックな仕事に疲れた山瀬冬は、ある日大学時代の彼女・糸と再会し飲みに誘う。愚痴や昔話に花を咲かせ、こういう友達関係もいいなと思っていた矢先、酒の勢いに呑まれてやってしまった。後悔する冬だが、糸は「謝っちゃだめ」と真剣な表情で制す。「ちゃんとしようとか言わないでよ。ただ心地良いから一緒にいようよ」糸も疲れていたのだ、社会が強要する正しさや、大人としての不自由さに。こうして二人は『仕事とか恋とか面倒なことは抜きで、ただ楽しいことだけをする』不思議な関係を結ぶ。

(ガガガ文庫公式サイトより)

感想


社会に疲れた元カップルのちょっとエッチな社会人物語。ブラックなゲーム会社で働いている山瀬冬が、大学時代の彼女・皆瀬糸と再会して、ただ楽しいことだけをする関係になり始まる、疲弊した2人の気楽な関係が楽しめる作品でした。

ブラックなゲーム会社でディレクター補佐として働いている冬。彼はある日、大学時代の彼女・糸と再会します。2人で飲みに行き、会社の愚痴を言い合い、最後までしてしまった冬。

謝ろうとした彼は、「もう疲れたの、真面目に生きるとか、恋とか結婚とかどうでもいい」大学生の頃のような「ただ心地よいから一緒にいよう」と言われるんですよね。

始まっていく、糸との不思議な関係。一緒にいるときだけは、何のしがらみもなく、仕事や面倒くさいこと抜きで、楽しいことだけすることにした2人はどうなっていくのか! 

仕事関係や親のしがらみ、他者との関係、24歳、大人へと足を踏み入れ疲弊している2人が、カラオケに行き、飲みに行き、シーシャを吸い、フェアリーテイル(隠語)をする。

帰れば苦痛で地獄な日々だけど、一緒にいるときは真面目な話もなし、ただ寄り添い楽しく隣で笑い合う、ラフな関係が独特な大人の味があり面白かったです。

糸の言葉のセンスは多彩で。〇〇のことをフェアリーテイルと呼ぼうと言い出したり、アリ寄りのキリギリスと答えたり、独特なワードセンス飛び交う会話はテンポがよく、えっちなこともしてるんだけど、えっちさを感じさせない緩さも見えて。

そんな関係を続けた2人に待つものとは。社会に疲れた元カップルの、ちょっとエッチな社会人恋物語が楽しめる1冊! この関係はどうなっていくのか、楽しみですね!



以上、ラノ感でした!

レーベル
ガガガ文庫
ジャンル
社会人もの
おすすめ度(評価)
★★★★☆
ページ数
280
発売日
2022年11月18日



章ごとにいろいろまとめてみた


更新予定です。