お薬、出します！追放された薬師の少女は、極めたポーションで辺境の薬屋から成り上がる　感想 : のらくらラノ感

著者　ラチム　イラスト　朝日川日和

お薬、出します！
薬師の少女がお薬無双！？
スローライフ系ファンタジー！

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

あらすじ

魔法全盛の世において時代遅れとされた薬師の少女・メディ。しかし彼女の調合する薬は回復魔法さえ凌駕する代物だった。彼女の力で救われた訳アリの仲間たちと共に、少女は辺境の薬屋から人々を癒やし成り上がる!!

（ファンタジア文庫公式サイトより）

感想

薬師の少女のスローライフ系ファンタジー！　濡れ衣を着せられて治療院を追い出されてしまった少女・メディが、辺境の地で薬屋を開くことになって始まる、お薬少女のお薬無双が楽しめる作品でした。

父親を超えるため、村を出て治療院で働いていたメディ。彼女はある日、毒入りの薬を患者に処方したという濡れ衣を着せられ、治療院を追い出されてしまいます。父親と同じように辺境の地で働くことにしたメディ。

そんな彼女は、最南端の寒冷地にあるカイナ村で、村長の病気を薬で治したことで、すぐに薬屋を開業することになるんですよね。始まっていくお薬出します！　凄腕の剣士を助け、魔導士の魔法の制御も可能にしたメディはどうなっていくのか。

見ただけで体質、年齢、健康状態を見抜ける薬師の少女が、薬のために侯爵と交渉し、1人1人にあったお薬を調合、危険な場所だろうと心配してけが人のもとへ行って「お薬、出します！」とお薬を処方する、薬師少女のスローライフな無双ファンタジーで面白かったです。

メディは序盤で治療院を追い出されてしまうんだけど、その治療院ではある女性が院長の座を狙っていて。カイナ村に辿り着き薬師として村の発展までさせていたメディは、どう巻き込まれていくのか！

薬師少女のスローライフなお薬無双ファンタジーが楽しめる1冊。凄腕の剣士や天賦の才を持つ魔導士、侯爵家の門番な忍風の女性達に認められたメディは、次にどんな人物に認められていくんですかね…。気になります。

特設サイトがあるそうなので、良かったら見て見てくださいね！

以上、ラノ感でした！