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著者 佐伯さん イラスト はねこと

俺だけのものにしたいし
TVアニメ化が決定した
甘く焦れったい恋の物語、第6巻!

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想

 

あらすじ

真昼の支えもあり、過去の苦い思い出と正面から向き合うことができた周。実家で真昼を可愛がる両親と、家族のぬくもりを喜ぶ真昼の姿を微笑ましく眺めながら、改めて隣にいてくれる彼女のありがたみを実感し、真昼のそばに居続ける決意と覚悟を新たにした。夏も終わりに近づき、二人で浴衣を着て出掛けた夏祭り。少しずつ素直に気持ちを伝えあうようになった周と真昼の、夏の思い出は深まっていく――可愛らしい隣人との、甘く焦れったい恋の物語。

(GA文庫公式サイトより)

感想


前巻(5巻)のお話

前回の感想はこちらから

登場人物をまとめたりもしているので、よかったらこちらも見て見てくださいね。





試し読みまでのお話

真昼の支えもあり、過去の苦い思い出と正面から向き合うことができた周。添い寝して、手を握って、抱き締めて、2人はイチャイチャ――というのが試し読みまでのお話。

ここからは少しネタバレが含まれるので、読んでない方は注意してください。



甘えん坊なまひるん

さて今回は真っ赤な天使様とお父さんな回でした!


東城と正面から向き合うことができた周。そんな周は真昼と、添い寝して、手を握って、抱き締めて、志保子さんたちがにまにまするほど、いちゃついていたんですよ! 小悪魔だったまひるんが周に触れられて真っ赤になって、ほんと可愛すぎる天使様ですよ。


「濡れた髪をかき上げた周くんは、すごく」
「……色っぽいというか……かっこいいと、思いました」
(44ページ 引用)


買い出しの帰り道、雨に打たれちゃった周。そんな周に真昼は風呂上りにドライヤーをかけてあげていて。ドライヤーをかけてあげる、ただこれだけなんですよ? それがもうこの2人だと華になるというか、もう、ね? 


それにお互いがどんな髪型でも好きとか言い合って、もうこの2人を見てるだけでこっちが顔真っ赤になっちゃいますよ、まったく…。さて、志保子さんと買い物に行った2人。そんな2人は雨が降っていたことでお家デートを始めます!


子供の頃のDVD映像を見て、お風呂の映像前で止めちゃった周に「興味あったの?」と言われて不機嫌になっちゃうまひるん。キスのときとか小悪魔状態とか、前からそうだったけど、まひるんってむっつりだよね…(そこがちょっと清楚すぎなくて可愛いんだけどね?)


「思ったんだけどさ、これがデートだとやっぱりいつもデートしてるようなもんだよなあ。真昼って大概俺の家居るからな」
(89ページ 引用)


↑みんな、絶対同じこと思ってるよね…。 さてさて、甘えん坊な真昼とお家デートを楽しんだ周。そんな周は東城とは違う幼馴染と再会しちゃいます。ということで、ここからはネタバレすぎるので言わないけど、周ほんとに変わりましたよね。


真昼よりも優位に立ったり、自分から手を繋ぎにいったり、ヘタレでちょっぴりずぼらなのは変わってませんが、巻を追うごとに天使様の隣に立てる良い男の子になってる気がします。そんな周は真昼のお父さんと出会ってしまい――。


「……それは本人に聞かないと分かりませんが、俺が幸せにしたいと思っています。幸せにする自身もありますし、幸せにしてみせます」
(245ページ 引用)


家族の幸せを知ってから、本当の家族へと。夏祭りに勉強会と2人の可愛らしいシーンもありつつで今回も糖分過多だったわけですが、周が隣にいて、藤宮家のことを知った真昼なら、もう親とも向き合っていけるでしょう。さぁ7巻はどうなるのか、楽しみですね!


以上、ラノ感でした!