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著者 裕時悠示 イラスト 成海七海

わたしが直接運転を確認します
遅刻常習犯な少年と風紀委員な後輩の
〝ひと夏の甘旅〟ラブコメ、開幕!

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ

「せんぱい、免許取ったんですか?」車で夏の北海道を旅するのが夢だった僕は、校則違反の免許を取った。しかし、最悪の相手に運転しているところを見つかってしまう。鮎川あやり――なぜか僕のことを目の仇にする冷酷(クール)な風紀委員だ。僕の夢もこれで終わりと思いきや、「事故でも起こされたら大変です。わたしが運転技術を確認します」ゆかいにドライブしてしまう僕ら。助手席の彼女は、学校では誰にも見せない可愛い顔を覗かせたりして。「それじゃせんぱい。良い夏旅を」別れ際、彼女が一瞬見せたせつない笑顔に、僕は――。裕時悠示&成海七海が贈る青春冒険ラブコメ〝ひと夏の甘旅〟始動!

(GA文庫公式サイトより)

感想


遅刻常習犯な少年と風紀委員な後輩のひと夏の甘旅ラブコメ! 校則違反なのに車の免許を取った少年・沢北廉太郎が、運転しているところを、風紀委員な後輩の鮎川あやりに見られてしまい始まる、敵で可愛い後輩とのドライブ旅が楽しめる作品でした。

車で夏旅をすることが夢で、校則違反なのに車の免許を取った廉太郎。彼は車で塾にいた妹を迎えに来ていたところを、風紀委員な後輩の鮎川さんに見られてしまいます。校則や18歳の事故件数など今車に乗るのは危ないと告げられ、夏旅を熱く語った廉太郎。

そんな彼は鮎川さんから「今度の日曜、テストをします。私が直接せんぱいの運転を確認します」と言われるんですよね。始まっていく、敵な後輩との夏旅! 高尾山にドライブすることにした2人はどうなるのか! また、鮎川さんが絡んでくる理由とは。

仲の悪い可愛くない後輩、だけど助手席に座っている君は。自動車祈祷殿を調べていたり、ゴミの山から1枚の免許許可制度があった資料を見つけ、総会で提案したり、せんぱいが車に乗っていることがバレないよう、自宅から1時間もかかる場所を集合場所に指定したり、怒ってばかりだけど先輩のことを心配している、鮎川さんが可愛かったです。

廉太郎は父親が亡くなり、母が仕事で手が離せず、卒業してすぐコンビニを継ごうと思っていて。父親との思い出から「普通」じゃない旅をこの夏にしようとしていて。鮎川さんは北海道に行きたいけれど、あることから行けないでいて。そして蓮太郎との過去もあって。

2人ともある複雑な事情を抱えているんですよね。そんな2人が、知らなかった一面や思いを知っていった先、どんな旅が待っているのでしょう。可愛くない?後輩との普通じゃない夏旅が楽しめる1冊! 彼らの旅は始まったばかり、いったいどんな旅になるんでしょうか、楽しみですね!



特設サイトがあるそうなので、良かったら見て見てくださいね!




以上、ラノ感でした!

レーベル
GA文庫
ジャンル
青春もの
おすすめ度(評価)
★★★★☆
ページ数
288
発売日
2022年4月14日



章ごとにいろいろまとめてみた


更新予定です。