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著者 紺野千昭 イラスト 大熊まい

私の友達を助けて欲しいんです
知略と勇気で未知の世界を切り開く、
救助屋と親友を探す少女の異界冒険譚!

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ

門の向こうは未知の世界-迷界(セフィロト)-。ある界相は燃え盛る火の山。ある界相は生い茂る密林。神秘の巨竜が支配するそこに数多の冒険者たちが挑むが、生きて帰れるかは運次第――。そんな迷界で生存困難になった者を救うスペシャリストがいた。彼の名は「救助屋」のユーリ。「金はもってんのかって聞いてんの。救助ってのは命がけだぜ?」一癖も二癖もある彼の下にやってきた少女・アウラは、迷界に向かった親友を救ってほしいと依頼する。「私も連れて行ってください!」目指すは迷界の深部『ロゴスニア』。危険に満ちた旅路で二人が目にするものとは!? 心躍る冒険譚が開幕!

(GA文庫公式サイトより)

感想


救助屋と親友を探す少女の異界冒険譚! 未知の世界・迷宮で、生存困難になった者を救う救助屋・ユーリ=ラインホルトが、花屋の娘の少女・アウラから迷宮に向かった親友を掬って欲しいと告げられ始まる、心躍る冒険譚が楽しめる作品でした。

門の向こう側にある未知の世界・迷宮で、生存困難になった者から法外な対価をぼったくり救う「棺売り」と呼ばれている救助屋のユーリ。彼はある日、花屋の娘のアウラから5日前に家出し、迷宮に向かった友達を助けて欲しいと依頼されます。

一度はお金がないことが分かり、追い返したけれど、その友人が大豪商の娘のネリアだと聞いて、助けに行くことにしたユーリ。しかし彼は、アウラから「私も連れていってください」とお願いされちゃうんですよね。

始まっていく、救助屋のユーリとアウラの、迷宮の深部「ロゴスニア」を目指す危険な旅! 生きて帰れるかは運しだいの迷宮で2人は深部に辿り着くことができるのか! また、アウラの友人のネリアは――。

2人が行くことになったのは、自殺志願者でもなきゃ通ることがないと言われる危険なルート。そんな命がけの旅路をすることになった2人が、生物に乗り、天災と遭遇し、迷宮にいた生物を食べ、森を抜け、砂漠を超え、凍った湖を渡り、獣と戦い、深部を目指していく。

祈ることだけ、運しだいの局面に立たされることだってある。死の覚悟はできてるけど、恐怖で前に進めなくなる。それでも2人で前に進んで門をくぐる、またそこには新たなエリアが広がっている。

2人と未知の冒険に一緒に行っているような刺激的な世界観と迷宮の描写に、「次は何と出会い、どうルートを進んでいくの?」と好奇心をくすぐられました。アウラにはユーリに隠しているあるヒミツがあって。

迷宮の豊富な知識を持つユーリと一緒に冒険したことで、アウラはどう変わっていくのか! ロマンあふれる未知の世界の冒険に心躍る、ファンタジー好きの方におすすめしたい1冊! 迷宮には他にどんな世界があるんでしょう、楽しみですね!


特設サイトやPVがあるそうなので、良かったら見て見てくださいね!







以上、ラノ感でした!

レーベル
GA文庫
ジャンル
ファンタジー
おすすめ度(評価)
★★★★☆
ページ数
296
発売日
2022年1月14日



章ごとにいろいろまとめてみた


更新予定です。