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著者 土橋真二郎 イラスト 加川壱互

私の生まれる未来を確定させて
未来を賭けた少女たちの
ヒロイン「代理」レース開幕!

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ

俺の娘は魔法少女だそうだ。未来からやってきた魔法少女・ホノカは、犬猿の仲のスポーツ少女・久遠咲希と俺の子供らしい。マジか、俺とアイツが恋仲になるのか……。混乱しているうちに、クラスメイトとも恋愛フラグが立って、別の世界線からも娘がやってきてしまう。「アンタ、手当たり次第にフラグを立てるんじゃないわよ! 私のママと付き合うの!」「いえいえ、私のママとです。家事も完璧。将来のことを考えましょう」 こいつら、勝手に俺と自分のママをくっつけようとしてくるんだが!? そして俺の部屋で喧嘩しないでくれよ、魔法で壊れるから! 騒がしくも平和な日々。こんな生活も悪くない。――そう思っていた。最後の1頁まで予測不能! 未来を賭けた恋の“ダービー”の行方は……?『扉の外』土橋真二郎 最新作!“壮絶な”恋の物語が始まる――!

(電撃文庫公式サイトより)

感想


未来を賭けた娘たちのSFラブコメ! 映画研究会に所属する競馬好きな少年・椎名月人が、未来からやってきたという魔法少女・ホノカから、犬猿の仲のスポーツ少女・久遠咲希の娘だと告げられて始まる、恋と血統とダービーが楽しめる作品でした。

映画研究会に所属している競馬好きな椎名。以前助けたカナリアにストーキングされていると感じていた彼はある日、自身をそのカナリアで、陸上部のエースの咲希の娘だと名乗る少女・ホノカと出会います。

今から15年後に魔法が生まれ、自分はその魔法が使えて、魔力が揺らいでいることに気づいて、咲希と椎名の関係を確定させるため、タイムリープしてきたとも言いだしたホノカ。そんな中、椎名が他の子とフラグを立ててしまったため、別の世界線からも娘を名乗る少女たちがやってきちゃうんですよね。

始まっていく恋愛ダービー! 娘たちを家に泊めることにした椎名は、そして少女たちの運命は…。時間と魔法を紐づけできる能力を持った少女は私たち(椎名月人の血を引く者)だけ。父親のフラグによって変わってしまう未来が面白かったです。

ホノカたちには敵対する勢力「機構」がいて。彼らはどうホノカたちの魔力を揺らしたのか。デスゲームの名手・土橋先生がおくる、魔法少女の運命にハラハラさせられる1冊。2巻は発売予定だそうで、未来はどうなるのか、楽しみですね!


特設サイトやPVがあるそうなので、良かったら見て見てくださいね!








以上、ラノ感でした!

レーベル
電撃文庫
ジャンル
SF
おすすめ度(評価)
★★★☆☆
ページ数
280
発売日
2021年12月10日



章ごとにいろいろまとめてみた


更新予定です。