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著者 石田灯葉 イラスト 葛坊煽

第26回スニーカー大賞受賞作!
歌えなくなった天才美少女と宅録ぼっちの
バンド青春ラブコメ、開幕!

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ

「小沼くんの曲、私に一つだけくれないかな?」ぼっちの小沼拓人はクラスの天才美少女シンガーソングライターの市川天音と秘密の関係に。歌えなくなってしまった彼女の再起をかけ、楽曲制作の日々が始まるのだが!?

(スニーカー文庫公式サイトより)

感想


歌えなくなった天才美少女と宅録ぼっちのバンド青春物語! 元天才シンガーソングライターの市川天音から、1つ曲をくれないかと頼まれた少年・小沼拓人が、幼馴染やオタクの少女たちと曲を作っていく、「平日」と青春が楽しめる作品でした。

天才中学生シンガーソングライター「amane」に憧れて作曲を始めた小沼。彼はある日、憧れの「amane」であり、クラスメイトの市川さんが、教室でギターを弾いているところを目撃してしまいます。

自分の作った曲を歌おうとすると声が出なくなる。シングル1枚しかリリースしていないのに、活動休止していた市川さんから、その理由を聞いた小沼は彼女から、また歌えるようになりたいからと、「小沼くんの曲、私に一つだけくれないかな?」と言われるんですよね。

俺が作った曲だとは言わないで欲しい。いつかamaneの曲をamaneの声で聞かせて欲しい。2つの条件をだして、曲をあげて、疎遠になっていた幼馴染の沙子やamane信者の由莉も加わり始まっていくバンド活動!

恋愛騒動を乗り越え、歌えなくなったある事件の真実を知った小沼は、市川さんたちはどうなっていくのか! バンド、恋愛、失敗、憧れ、etc。ささいな日常の中で、バンド活動を通し、ぶつかり合いながらも乗り越え、1曲を作り上げていく、小沼たちの活動が、「まさに青春」といえるほど青春していて面白かったです。

YouTubeでは作中歌の「平日」と「わたしのうた」が公開されていて。作品を読んだ後にこの曲を聞くと本編以上に感じ入るものがありましたね。ライブを終えた彼らは、次にどんな曲を作り、披露していくのでしょう。彼らの音楽が楽しみですね!


ウマ娘のナイスネイチャ役としてもしられる声優の前田佳織里による、作中曲MVや、特設サイトがあるそうなので、良かったら見て見てくださいね!












以上、ラノ感でした!

レーベル
スニーカー文庫
ジャンル
青春もの
おすすめ度(評価)
★★★★☆
ページ数
320
発売日
2021年10月1日



章ごとにいろいろまとめてみた


更新予定です。