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著者 坂石遊作 イラスト みわべさくら

私、この人が欲しい
完璧を演じるお嬢様との
お世話から始まる甘々ラブコメ!

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ

男子高校生・友成伊月は、誘拐に巻き込まれたことが切っ掛けで、日本随一の財閥のお嬢様・此花雛子のお世話係をすることに。 表向きは才色兼備な雛子だが、その正体は生活能力皆無のぐうたら娘だった。しかし、家の都合で、学院では「完璧なお嬢様」を演じなければならない雛子。そんな彼女を守りたいと思い、甲斐甲斐しく世話を焼く伊月。やがて雛子も伊月に全力で甘えてくるようになって――「今は……伊月が傍にいない方が、嫌」ギャップ可愛いお嬢様との主従を越えて始まる恋物語。

(HJ文庫公式サイトより)

感想


完璧を演じるお嬢様とのお世話から始まる甘々ラブコメ! 落ちていた学生証を拾い、近くにいた少女に話しかけ、誘拐に巻き込まれた少年・友成伊月が、日本随一の財閥のお嬢様だった此花雛子のお世話係になって始まる、気怠げお嬢様のお世話が楽しめる作品でした。

自力で学費を稼いでいたが、両親に夜逃げされ、お金を持ち出されていた伊月。明日に高校の始業式を迎えていた彼は、此花雛子という名前が書かれた学生証を拾います。坂道を歩いていた少女に声をかけた伊月。しかし彼は、彼女と一緒に誘拐されちゃうんですよね。

誘拐犯にお茶を要求し、ペットボトルを渡されても飲めない、マイペースで、日本随一の財閥のお嬢様だった雛子。誘拐犯に命令され、彼女のお世話をした伊月は、此花家のメイドたちに助けられ、雛子が「私、この人が欲しい」と言ったことで、お世話係を務めることになるんです。

始まっていく完璧なお嬢様を演じなければならない、気怠げお嬢様のお世話。雛子のメイドである静音さんに勉強や護身術、マナーなどを指導されながら、雛子と同じ学院に通うことになった伊月は、ある理由から解雇させられ、どうなってしまうのか!

家の都合で学院では「完璧なお嬢様」を演じている雛子が「食べさせて」「髪、洗って」「着替え、手伝って」と伊月に甘える姿が可愛かったです。伊月も、甘えてくる彼女の面倒をちゃんと見ていて。

此花グループの令嬢という大きなものを背負っている雛子を、守りたい、優しくしてやりたい、家族としての温かさも与えてみせる、と頑張る姿は憧れるものがあり、2人のやりとりは、みわべさくら先生のイラストもあり、愛おしかったですね。

伊月のマナーに違和感を抱きつつも、詮索しないでいてくれる、超巨大グループ・天王寺グループの令嬢・天王寺さんや、編入初日に話しかけてくれた、大正くんと旭さん、幼い頃に伊月に屋敷外に連れ出され変われた都島さん。

この4人と、お茶会や勉強会するなど、家柄で差別しないフレンドリーな関係も良く。伊月と雛子、2人の関係はどうなっていくのか楽しみな1冊でした。



特設サイトがあるそうなので、良かったら見て見てくださいね!





以上、ラノ感でした!

レーベル
HJ文庫
ジャンル
ラブコメ
おすすめ度(評価)
★★★★☆
ページ数
352
発売日
2021年5月1日



章ごとにいろいろまとめてみた


伊月
此花
静音
天王寺
都島
大正
(エ)ページ
プロロ
×
×
×
×
×
5
一章
×
×
×
×
×
55
二章
111
三章
×
64
四章
×
98
エピロ
×
14
合計
347

プロローグはプロロ、
エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(エ)はエッチな?シーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)