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著者 向原三吉 イラスト いちかわはる

カクヨムWeb小説コンテスト受賞作
無愛想な女子に説教したら懐かれた?
優等生と問題児の青春恋愛物語。

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ

クラス委員長・大楠直哉は、ある日クラスメイトの一人である不真面目女子・江南梨沙に対して、つい、その態度を説教してしまった。でもその日から、なぜか江南は大楠と一緒に帰ろうとするのだった。いったい何で?

(スニーカー文庫公式サイトより)

感想


優等生と問題児の青春小説! 遅刻・欠席の常習犯な問題児・江南梨沙を進路面談に出席させるよう頼まれた優等生・大楠直哉が、彼女に説教をして始まる、説教と少年少女の不安定な青春が楽しめる作品でした。


「あんたのことが知りたい」



入学してからずっと学年1位の優等生な直哉。彼はある日、先生から江南さんを進路面談に出席させるよう頼まれます。次の日の放課後、ちゃんと行った方がいいよと告げた直哉は、好意を無下にするのは良くない、そんなに忙しいの?と、言いすぎてしまうんですよね。

江南さんを怒らせてしまい、「なんで、そんな憐れむような目で見てんの」と告げられ、内心では人を見下して生きていると罵倒された直哉。そんな直哉は、「――ふざけるなよ」といって江南さんに説教をしてしまいます。

始まっていく気まずい関係――ではなかったんです。直也に説教をされた江南さんは、始業前に着いて、真面目に授業を受けるほど、今までの問題児な態度が一変して、一緒に帰ろうと付きまとってくるようになったんですよ。

始まっていく江南さんとの交流。深夜にネットカフェに行ったり、成績を競い合っている花咲さんと3人で昼食を食べたり。失敗し何かを失った過去がある優等生と、優等生の過去を知り、彼みたいになりたいと願うようになった問題児な2人はどうなっていくのか!

ゆったりと進みながら、徐々に直哉の過去や、江南さんの事情の一端が見えてくる重い雰囲気と、直哉たちの現実感のある言動が面白かったです。1冊としても読後感がよく読み応えがあったんだけど、まだ序盤で。直哉がどうして優等生になったのか。これからの2人の関係が楽しみですね。




以上、ラノ感でした!

レーベル
スニーカー文庫
ジャンル
青春ドラマ
おすすめ度(評価)
★★★☆☆
ページ数
256
発売日
2021年3月31日



章ごとにいろいろまとめてみた


更新予定です。