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著者 猿渡かざみ イラスト Aちき

佐藤さんに学校の友達が!?
文化祭までに友達を作ると決意する
甘々青春ラブコメ、第4巻!

目次1 ▯感想
2 ▯4巻まとめ

 

感想


前巻(3巻)のお話

押尾君にデートに誘われた佐藤さん。しかし、制服姿の押尾君を見るために、cafe tutujiに週4で通い詰めていたことで、所持金が底をつきかけていた! 円花に相談してカフェやお化け屋敷で、アルバイトをした佐藤さんは、ホラーオタクのツナちゃんと友達に。

cafe tutujiで接客して、目標金額を達成した佐藤さん。そんな佐藤さんは、押尾君との夏祭りデートで誕生日プレゼントを渡して、押尾君から誕生日プレゼントをもらい、お揃いの腕時計をつけていました。


試し読みまでのお話

夏祭りに2人でいたところを見られて、“塩対応の佐藤さん“についての質問攻めを受けていた押尾君。一方、バイトをしてこみゅりょくがついたと思っていた佐藤さんは、緊張してクラスメイトに声がかけられず――というのが試し読みまでのお話。


ここからは少しネタバレが含まれるので、読んでない方は注意してください。




塩対応の佐藤さん

さて今回はこはる姫と友達な回でした!


「文化祭までに学校で友達を作る!」と決意した佐藤さん! 演劇同好会会長でクラスメイトの五十嵐澪さんに絡まれた彼女は、押尾君流コミュニケーション術で彼女と友達になろうとします。だけど、それは“塩対応の佐藤さん”が嫌いな、五十嵐さんには逆効果!


「私がちょっといいなと思ってたイケメンが、
佐藤こはるにこっぴどくフラれたの!」
(68ページ 引用)


フォロワー300人の五十嵐さんに「ミンスタに興味があるなら教えてあげるよ」と言っちゃって「バカにされた」と思われちゃうんですよ! それを知らない佐藤さんは、彼女がコスプレ好きだと思い込んで、文化祭の出し物で「コスプレ喫茶がいいと思います」とも言っちゃいます。


そんな佐藤さんを見て、胃のキリキリがひどくなってしまう押尾君。今回、押尾君、佐藤さんだけじゃなく五十嵐さんたちの視点でも描かれていて、こんなすれ違い?や、ドタバタが連続していて、読んでいて楽しかったんですよね!


わさびとひばっちとSSF

買い出しで樋端さんと、ツナちゃんとの会話から丸山さんと、五十嵐さんと仲が良い2人と仲良くなっていく佐藤さん! そんな佐藤さんを見守っていた、クラスではそこそこイケてる方だった押尾君は、ある連中に目を付けられていました。


「まず――前提としてSSFのメンバー、特に幹部のヤツらは、そのほとんどが佐藤さんにフラれた連中だ」
(119ページ 引用)


その名も、塩対応の佐藤さんファンクラブ、SSF! 上からは岩塩、横からは塩をかけて、塩対応の佐藤さんを取り戻そうとしてくるマゾな変態たちに、押尾君は全身まっ塩。毎日やられすぎて慣れちゃう始末。うん、私も全身塩まみれは流石に…ね。


こはる姫

さて、佐藤さんの挨拶で文化祭スタート! 「五十嵐さんと仲良くなろう作戦」を始動させて、五十嵐さんの練習を覗き見していたけれど、「気が散るから、今度からはやめてね」と告げられた佐藤さんは、彼女の代わりに劇のステージに立つことになります。


「――やらないで諦めるよりは、
ずっといいと思うからっ!」
(248ページ 引用)


ここからはネタバレすぎるのであまり言わないけど、押尾君に塩をかけて、拉致監禁してまで、元の冷たい佐藤さんを取り戻そうとするSSF(とくにイケメン君こと仁賀君)がキモかったです。押尾君が友達を作ろうと変わり始めていた佐藤さんに抱いていた想いが尊くて。


スイーツ同好会の意外な4人のライブもあり、始まっていくいばら姫。「解釈違い」と言いはる変な人たちの邪魔もありながら、こはる姫として、笑われても劇を続けた佐藤さんの笑顔にグッときました。


4巻まとめ


というわけで4巻の感想・レビュー?でした。

二学期が始まり、佐藤さんは「文化祭までに学校で友達を作る!」と決意を新たにしていましたね。押尾君からアドバイスを貰い、演劇同好会会長の五十嵐澪さんと友達になることにした佐藤さん。だけど、五十嵐さんは過去の因縁から彼女を嫌っていて。

佐藤さんを見守っていた中、塩対応の佐藤さんファンクラブ(SSF)から塩をかけられる押尾君。樋端さんと丸山さんと友達になった佐藤さんは、「五十嵐さんと仲良くなろう作戦」を始めて、劇の練習を覗いていたけれど、気が散るからやめてねと言われてショックを受けて文化祭。

SSFに押尾君が拉致されている途中で怪我をしてしまった五十嵐さんの代わりに舞台に立つことにした佐藤さんはラスト。緊張と羞恥に晒されながらも、こはる姫として演技?して、SSFを退けた押尾君から「キミの隣を、歩きたいと思う」と告げられていました。

文化祭編な4巻! 邪魔をしてくるファンクラブや、五十嵐さんとの勘違いやりとりなど、ドタバタ多めな日常が楽しかったです。変わろうと頑張る佐藤さんと、彼女を見守り、気持ちに気づいていく押尾君。信頼し成長している彼氏彼女な2人の、甘く温かい想いに魅せられました。今回も面白かったです。

劇で塩対応の佐藤さんのイメージを払拭させた?佐藤さんと、彼女の隣を歩きたいと思っている押尾君、2人はこれからどう成長していくのでしょう、5巻も楽しみですね!

以上、ラノ感でした!