著者 小路燦 イラスト 福きつね
今の俺の全てをこの一射に懸ける!
すべての常識を射程外からねじ伏せる
破格の王道学園ファンタジー、開幕!
すべての常識を射程外からねじ伏せる
破格の王道学園ファンタジー、開幕!
あらすじ
魔界と人間界の境界、ルデス村出身の少年セルト。魔族に襲われる日常に嫌気がさし、村を飛び出した彼がたどり着いたのは勇者育成『クレシエンド学園』だった。究極的にめんどくさがりな彼は、勇者を目指さずに学園でゆるりと過ごすと決めるが――特殊な環境で育った彼の魔術は注目を集めてしまい!? 「どこまでも届く。それだけが俺の魔術の意義だ」 規格外な長距離射程の魔術を駆使するセルトは、動かずに実力者を圧倒、ダンジョンクエストを入らずに攻略完了……勇者らしさを重んじる学園の当たり前をことごとく覆していく! 全ての常識を射程外からねじ伏せる破格の学園ファンタジー!(特設サイトより)
感想
すべての常識を射程外からねじ伏せる王道学園ファンタジー! 魔族に襲われる日常に嫌気がさし、村を飛び出してきためんどくさがりな少年・セルトが、勇者を育成する学園で勇者を目指さず楽して過ごしていく?超遠距離魔法が楽しめる作品でした。
「遠くから撃ち抜く。それが結局一番楽なんだよな」
魔族と人間界の境界、ルデス村出身で魔族に襲われる日常に嫌気がさし、村を飛び出してきためんどくさがりな少年・セルト。過去に命を救ってもらった、かつて世界を救った勇者・ギャラガと再会した彼は、彼が創った勇者を育成する学園を紹介されます。
衣食住が揃っている、勇者目指さなくてもいいと言われて、セルトは勇者育成『クレシエンド学園』に編入。だけど、そこはチームを1か月以上組んでいないと退学させられる、勇者らしさを重んじる学園だったんですよね…。(勇者を育成する学園だからね?)
足手まといでチームをクビにされたギャラガの娘・フューラや、後を追って学園にやってきた幼馴染のレリアとチームを組み、彼女たちに前衛を任せて、森全体を縄張りとしている魔狼討伐クエストや、『世界一高い塔』を、超遠距離魔法で攻略していくセルト。
序列第九位の『剣聖』シャランと模擬戦をすることになり、魔族が襲撃してきて、勇者らしくないセルトはどう敵を打ち破っていくのか! 魔族を正面から正々堂々と打ち倒す存在を目指す勇者を育成する学園で、遠距離魔法で戦うセルトの価値観が面白かったです。
極度の面倒臭がりで楽をすることが第一なセルトだけど、過去に死に物狂いであるトラウマを乗り越えていて。恐怖を抱かなくていいように、楽をするために努力は惜しまず、毎日鍛錬を怠らない。そんな彼の姿に惹きこまれました。
実力がないけれど強がり、勇者になりたいと葛藤するフューラの成長もあり。チームとしても成長していく3人それぞれの在り方や、∞射程で勝利していくバトルが楽しめる1冊。これから彼らはどうなっていくのでしょう。楽しみですね!
以上、ラノ感でした!
レーベル | スニーカー文庫 |
ジャンル | ファンタジー |
おすすめ度(評価) | ★★★☆☆ |
ページ数 | 288 |
発売日 | 2021年1月27日 |
章ごとにいろいろまとめてみた
セルト フューラ レリア アイ (バ) ページ プロロ 〇 × 〇 × × 9 一章 〇 〇 × × 〇 54 二章 〇 〇 〇 〇 〇 58 三章 〇 〇 〇 〇 〇 53 四章 〇 〇 〇 〇 〇 40 五章 〇 〇 〇 〇 〇 52 エピロ 〇 〇 〇 〇 × 12 合計 278
プロローグはプロロ、
エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(バ)はバトルシーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)
セルト | フューラ | レリア | アイ | (バ) | ページ | |
プロロ | 〇 | × | 〇 | × | × | 9 |
一章 | 〇 | 〇 | × | × | 〇 | 54 |
二章 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 58 |
三章 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 53 |
四章 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 40 |
五章 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 52 |
エピロ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 12 |
合計 | 278 |
プロローグはプロロ、
エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(バ)はバトルシーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)
エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(バ)はバトルシーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)
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