著者 夏色青空 イラスト 米白粕
第33回ファンタジア大賞受賞作!
母親に代わってプロ作家に!?
母親がまざってくる系ラブコメ開幕!
母親に代わってプロ作家に!?
母親がまざってくる系ラブコメ開幕!
あらすじ
俺の母親、美礼が書いたエロラノベが大手レーベル新人賞で大賞を受賞した。何故か俺が代理でデビューするけどな! しかも同期受賞の現役JK作家は「え、あんたがこの母×息子もの書いたの⁉」俺の片想いの相手、凛夏。人生詰んだんだが。けど同期のよしみで凛夏と一緒に“取材”に出掛けたり、案外悪くないかも――「ハルくーん待ってー!」いや俺の腕を取るな、胸を当てるな。「しっかり者の二人に挟まれて、これでお母さんも安心ねー」「あたしとの間に割って入って、息子は渡さないって意味⁉」絶対違うだろ、落ち着け凛夏! 過保護な母親がまざってきて、俺のラブコメは加速する⁉(裏表紙より)
感想
母親がまざってくる系ラブコメ! ライトノベル作家を目指す高校生・霜村春馬が、大手レーベル新人賞で大賞を受賞した母親の美礼の代理で、エロ作家デビューすることになって始まる、エロラノベ作家たちのテンションが楽しめる作品でした。
作家を目指して何度も落選を重ねていた春馬。一刻も早くデビューして、好きな女の子に告白すると意気込んでいた彼は、母親の美礼から自作のエロラノベが大賞を受賞したことを教えられ、「受賞したのはハルくんってことにしちゃった☆」と可愛子ぶられます。
タイトルは『ギリシャ神話よりかくあれかし』。内容は息子と母親の屈折した親子愛を、情熱的に描いたエロラノベ。ペンネームは『〇付けプレス』(卑猥すぎる単語が含まれるため、一部を〇で表記しています)。
プロ作家になるため、春馬は母親の作家代行を引き受けるんです。同期デビューしていた片想い相手の滝上凛夏とデート?して、残念なペンネームの先輩作家たちに絡まれ、下ネタ好きな母親にツッコミを入れて、春馬は作家デビューすることができるのか!
母親だけじゃない、下ネタ満載、異常で愉快なキャラクター達との会話劇が良い意味でひどい! ヒロインの凛夏が埋もれちゃうくらいですからね。先輩との勝負は家族愛による熱さがあって。マイペースな母親との王道でテンポのいい、ドタバタなコメディが楽しい1冊でした。
特設サイトやPVがあるそうなので、よかったら見て見てくださいね!
以上、ラノ感でした!
レーベル | ファンタジア文庫 |
ジャンル | 創作ラブコメ |
おすすめ度(評価) | ★★★☆☆ |
ページ数 | 304 |
発売日 | 2021年1月20日 |
章ごとにいろいろまとめてみた
春馬 美礼 美悠羽 千里 凛夏 (エ) ページ 前戯 〇 × × × × 〇 4 第一章 〇 〇 〇 × 〇 〇 67 第二章 〇 × × 〇 〇 〇 37 第三章 〇 〇 × 〇 〇 〇 42 第四章 〇 〇 〇 〇 〇 〇 78 第五章 〇 〇 〇 〇 〇 〇 47 エピロ 〇 〇 × 〇 〇 〇 20 合計 295
エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(エ)はエッチな?シーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)
春馬 | 美礼 | 美悠羽 | 千里 | 凛夏 | (エ) | ページ | |
前戯 | 〇 | × | × | × | × | 〇 | 4 |
第一章 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 67 |
第二章 | 〇 | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | 37 |
第三章 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 42 |
第四章 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 78 |
第五章 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 47 |
エピロ | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 20 |
合計 | 295 |
エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(エ)はエッチな?シーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(エ)はエッチな?シーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)
コメント
コメント一覧 (3)
ためし読みの時点では母親のワガママに嫌な印象を受けましたが、認識を改める必要がありますかな?
コメントありがとうございます!
私も試し読み時点では『お母好き』のような作風だと思ってました。
ただ、エロ作家が登場する中盤以降からは違ってまして。
『お母好き』のような母親とのコメディを踏まえつつ、エロ作家たちとの会話では下ネタギャグを。
家族に愛されなかった作家との対決でうまく、家族愛ある創作ものとしてまとめられているという印象を受けました。
回答になっていればよいのですが…。
なるほど、読んでみようと思います。