
著者 辻室翔 イラスト うなさか
唯乃さん! 見てくださいこれを!
天才少女と作家を目指す凡才少年の
学園青春“不条理”系ミステリー!
天才少女と作家を目指す凡才少年の
学園青春“不条理”系ミステリー!
あらすじ
未十士早來は怪物だ。あらゆる道を極め、そのどれもがプロ級の腕前でありながら、彼女はそれをただの趣味だと言う。いつしか付いたあだ名が“史上最強のアマチュア”。そんな彼女の最近の趣味――謎解きに毎回付き合わされる僕はといえば、作家を夢見るだけのただの凡人。だけど彼女との共通点もある。それは“超理具”と呼ばれる不思議な道具を所持しているということ。未十士は「未来を写すカメラ」を、そして僕は「時を巻き戻す時計」を持っている。“超理具”の謎を追う僕らはやがて学園で起きた、巷を騒がす都市伝説「人体消失事件」に巻き込まれていき……⁉ 学園青春“不条理”系ミステリー!(裏表紙より)
感想
天才少女と作家を目指す凡才少年の学園SFミステリー! 作家デビューを目指している高校生・唯乃壱時が、 “史上最強のアマチュア”と称される多趣味かつ多才な少女・未十士早來と“超理具”の謎を追うことになる、超理具と都市伝説の謎が楽しめる作品でした。
作家デビューを目指し、毎日執筆活動の勤しむ壱時。彼は学園祭準備期間突入初日に、未十士さんから1枚の写真を見せられます。そこに写っていたのは、仲の良い先輩・摘方先輩と校舎裏で会っている場面だったんです。
世界の理を超えた道具“超理具”。その1つ、撮影時から三日以内に起こる運命の「確定点」を写し出す『運命カメラ』を持っていた未十士によって、「“超理具”を使って、摘方先輩に告白してフラれる未来をなかったことにした」ということがバレてしまった壱時。
そんな彼は、時を3分巻き戻すことができる“超理具”『懐旧時計』を使い、『運命カメラ』での写真に写っていた、妹の双葉が事故によって亡くなる未来を、彼女と改変して、未十士の「謎解き」に巻き込まれていくんですよね。
物語はそんな未十士の厄介な趣味に書き込まれているところから始まっていきます(ちなみに前述は第2章のお話です)。人体消失事件や器物破損事件など、未十士に写真を見せられ、“超理具”を使って事件を解決していく2人。
超理具の謎を追う壱時と未十士は無事に事件を解決していくことができるのか! 未十士の“史上最強のアマチュア”という事への思い、壱時の成長していく、敵に立ち向かっていく様子も描かれていて、2人のコンビネーションが良く、ラブコメ?な掛け合いが読みやすかったです。
超理具の謎が明らかになっていく、シリアスなシーンもある、世界の理を超えた道具を使ったミステリーな1冊! 次はどんな超理具の謎や事件が待っているのでしょう、楽しみですね。
特設サイトがあるそうなので、良かったら見て見てくださいね!
以上、ラノ感でした!
レーベル | ファンタジア文庫 |
ジャンル | SFミステリ |
おすすめ度(評価) | ★★★☆☆ |
ページ数 | 320 |
発売日 | 2020年12月19日 |
章ごとにいろいろまとめてみた
唯乃 未十士 摘方 瀬戸会長 (エ) ページ プロロ 〇 〇 × × × 3 第一話 〇 〇 〇 × 〇 66 第二章 〇 〇 〇 × × 55 第三章 〇 〇 × 〇 〇 48 第四章 〇 〇 〇 〇 × 52 第五章 〇 〇 〇 × △ 76 エピロ 〇 〇 × × × 12 合計 312
プロローグはプロロ、
エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(エ)はエッチな?シーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)
唯乃 | 未十士 | 摘方 | 瀬戸会長 | (エ) | ページ | |
プロロ | 〇 | 〇 | × | × | × | 3 |
第一話 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 66 |
第二章 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | 55 |
第三章 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 48 |
第四章 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 52 |
第五章 | 〇 | 〇 | 〇 | × | △ | 76 |
エピロ | 〇 | 〇 | × | × | × | 12 |
合計 | 312 |
プロローグはプロロ、
エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(エ)はエッチな?シーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)
エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(エ)はエッチな?シーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)
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