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著者 青季ふゆ イラスト Aちき

わかりますよ。幼馴染ですから
あと一歩素直になれない幼馴染たちの
純度100%青春ラブコメ!

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ

ネットから小説家を目指す高校生・米倉透。優等生の浅倉凛に片想い中だが、幼馴染という距離感が邪魔して告白できずにいた。ある日透は、小説を投稿した後SNSに思いを発信する。『俺は幼馴染が超超超大好きなんだああああーー!!!!』 以来、クールな凛の態度が変わりはじめて……。手料理を振る舞ってくれたり、映画デートに誘ってくれたり、「私とハグ…してみますか?」とのお誘いも!? 「勘違いしないでください。あくまでも、疲労回復のためです」「……(その割には準備万端だな)」 あと一歩素直になれない幼馴染たちの純度100%青春ラブコメ!

(ファンタジア文庫公式サイトより)

感想


あと一歩素直になれない幼馴染たちの純度100%青春ラブコメ! 幼馴染の浅倉凛に片想い中の高校生・米倉透が、SNSに幼馴染への想いを発信して始まる、幼馴染同士の愛が楽しめる作品でした。

幼馴染の凛に片想い中の透。ネットから小説家を目指している彼は、『幼馴染ざまぁが流行っててつらたん』とSNSでつぶやいたところ、必ず10分以内に感想をくれる神読者『ニラさん』から共感の返信を貰って、幼馴染への想いを送信してしまいます。

ニラさんに引かれた、感想が無かったら、どうしようと落ち込む透。そんなとき、クールな毒舌少女だった凛の態度が、何故か変わり始めていくんです。お弁当を作ってくれたり、ハグしたり、映画デートに誘ってくれたり、好きな女の子からアタックされる日々。

まず、この2人の幼馴染みだから成立している距離感と、甘々ラブコメな展開が面白かったんですよ。彼女の隣に立てるほどの存在ではないという、自分に対する許せなさがあり、告白できずにいる透。

連載していた小説の最終話を投稿し終えてから、1文字も書けなくなってしまった彼は、どうなってしまうのか。後半からは、凛の過去や、見守り支えてくれる彼女の心情、透が小説にぶつけた幼馴染への想いが合わさって、とにかく“熱い”です。

とくに凛の過去は、透のおかげで得ていったもの、凛が透を好きになっていく様子にグッときました。なろうではすでに完結されていて。後日譚はないんですが、この1巻でまとまっていて読みやすい、幼馴染あまーな1冊! 幼馴染好きな方、おすすめですよ。


特設サイトがあるそうなので、よかったら見てみて下さいね!





以上、ラノ感でした!

レーベル
ファンタジア文庫
ジャンル
ラブコメ
おすすめ度(評価)
★★★☆☆
ページ数
288
発売日
2020年11月20日



章ごとにいろいろまとめてみた


米倉透
浅倉凛
花恋
橋下
(エ)ページ
プロロ
×
×
×
6
第一章
×
54
第二章
×
95
第三章
×
×
×
35
第四章
×
×
×
56
第五章
×
×
29
エピロ
×
×
×
7
合計
282

プロローグはプロロ、
エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(エ)はエッチな?シーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)