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著者 栗ノ原草介 イラスト 吉田ばな

結婚と仕事。……どっちが大事?
相談所の仲人と難アリな会員たちの
結婚したい系婚活ラブコメ第3巻!

目次1 ▯感想
2  ・前回(2巻)のお話
3  ・試し読みまでのお話
4  ・感想(仕事と結婚)

 

感想


前巻(2巻)のお話


前回はカレンが伊集院さんと喧嘩別れしていましたね。縁太郎は彼女が心の底から玉の輿を狙っているのか疑い始めて。神田祭イベント婚活の飲み会で、パリピ坊主の玉置さんと出会い、気になる男性がかぶってしまったカレンと結衣。

縁太郎は恋愛経験がなかった結衣と練習で制服デートをすることになって。結衣のために玉置さんから手を引いたカレンは、黒峰から「希望する相手を、ご紹介することが可能です」と言われて移籍しようと思い始めてラスト。

縁太郎と旅行に行くことになったカレンは、メイドのマリアと再会を果たし、縁太郎から「“お前”を幸せにしてえんだよ」「婚活をやり直そうぜ」と告げられて黒峰を追い返して。結衣は玉置さんからアドバイスを貰っていました。


試し読みまでのお話


カレンに「負けませんわよ」と言われた結衣。玉置さんの家に行った結衣は、彼から「こちらから告白できないなら、してもらえばいい。白城さんの気持ちをつかんで、向こうから」と道を示してもらい――というのが試し読みまでのお話。

ここからは少しネタバレが含まれるので、読んでない方は注意してください。



仕事と結婚


さて今回は牡丹と究極の選択な回でした!(今回は短めでいきます)

すれ違いの末に別れてしまった牡丹と駿河野さん! 前回、神田祭直前に漫画のアイディアを閃いて駿河野さんを置いて帰っちゃった牡丹だけど、やっぱり別れちゃいましたね…。


もっと自分のことを見てほしかった。でも、牡丹の漫画の邪魔はしたくない。


仕事を休んでまでチケットをとったりして、彼女のために頑張っていた、彼女のファンでもある紳士な駿河野さんの決断。良い人な彼がかわいそうで、これにはすごく共感しました。


自分の想いと向き合い、縁太郎にアプローチをするカレンと結衣。料理に和服と、縁太郎が鈍感すぎて2人とも勘違いされていたけど、告白の覚悟を決めた2人の恋どうなっちゃうんでしょうね…。

結婚することになった花ノ木さんの紹介で、婿養子となって家業を継いでくれる男性を望む、呉服屋の娘・大鳳綾羽さんとお見合いをすることになった縁太郎

仲人の仕事で稼げるようになってからだけが結婚の道ではない。仕事か結婚か、悩んで、相談に乗ってもらって答えを出していく。仲人として縁太郎はさらに成長してきそうですね。


別れてしまった牡丹は、結婚をするために漫画をやめると言い出して。元気がなく迷走している、エロ漫画化ではない、もう一人の牡丹の婚活には胸が痛かったです。

明かされる牡丹の過去。自分が生まれた時に記念樹として庭に植えられた橘の木から名前をとった、立華さん。牡丹の漫画のヒロインであり、一緒に辛いことを乗り越えてきた彼女と一緒にする婚活。


「幸せになれない結婚なんて、しねえほうがマシだ」
(238ページ 引用)


今回も縁太郎はちょっと仲人としてはやりすぎちゃっていますが、牡丹に向き合い、寄り添う姿勢がカッコよかったです。


相談できる相手を見つけ、牡丹はどんな婚活をしていくのか。ちょっぴりエッチだけど、漫画への強い熱意があり、笑顔が可愛い、彼女がどんな未来をつかむのか、楽しみですね。


4巻はまひるさん回だそうです。あの黒峰が何かを企んでいて、白城結婚相談所はどうなっちゃうのか。ダメンズほいほいな彼女の最後の婚活、気になります!


以上、ラノ感でした!