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著者 カミツキレイニー イラスト LAM

使命は、7人の魔女を集めること
大陸に散らばる魔女を集める
壮大で凶悪なダークファンタジー開幕!

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ

魔術師たちを独占し超常の力をもって領土を拡大する王国アメリア。その脅威に曝された小国キャンパスフェローの領主バドは、前代未聞の奇策に出る。それは、大陸に散らばる凶悪な魔女たちを集めて対抗するというものだった――。機を同じくして、隣国レーヴェにて“鏡の魔女”が拘束されたとの報せが入る。バドは魔女の身柄を譲り受けるべく、従者を連れてレーヴェへと発つ。その中にロロはいた。通称“黒犬”と呼ばれる彼は、暗殺者として育てられた少年だった……。誰も見たことのない壮大で凶悪なダークファンタジーが幕を開ける。

(ガガガ文庫公式サイトより)

感想


大陸に散らばる魔女を集めるダークファンタジー! 魔術師たちを独占し領土を拡大する王国・アメリアからの脅威に曝された小国・キャンパスフェローが、侵攻から国を護るため罪人として囚われている鏡の魔女を譲り受けに行く、ハードな世界観と魔女が楽しめる作品でした。

王国アメリアからの侵攻から国を護るため、大陸中の魔女を集めて対抗することにした《火と鉄の国》キャンパスフェローの領主・バド。彼は隣国・《騎士の国》レーヴェでレーヴェ王・獅子王を殺した罪人として囚われている鏡の魔女を譲り受けるべく、従者とレーヴェへ向かいます。

殺された獅子王の弟・オムラに歓迎されたバド一行。その中にいた“黒犬”と呼ばれる暗殺者のロロは、バドに命令されて、魔女裁判のために移送される“鏡の魔女”を奪うことになるんですよ。

しかし、魔法が使えない状態で拘束されていた女性・テレサリサは、鏡の魔女の特徴とされる赤紫色の舌ではなく赤色だったんです。ここから獅子王殺しの真相が見えてきます。レーヴェの策略、味方の裏切り、魔術師との戦闘、仲間の死。

生まれたときからそばにいる、自分と同じ名前の犬を殺す、暗殺者としての初任務をクリアできなかった黒犬は、鏡の魔女を奪うことができるのか。二転三転する展開の中、重苦しい雰囲気に、国や人の思いが交差し、これでもかと心揺さぶられます。

彼が仲間から託された願い。お菓子の魔女や海の魔女など、混沌とした状況で彼はどうやって大陸中の魔女を集めていくのか。これからの展開が非常に楽しみな、ダークファンタジー好きの方におススメしたい面白い1冊でした。


特設サイトがあるそうなので、よかったらこちらも見てみて下さいね!





以上、ラノ感でした!

レーベル
ガガガ文庫
ジャンル
ファンタジー
おすすめ度(評価)
★★★★★
ページ数
374
発売日
2020年10月18日



章ごとにいろいろまとめてみた


(バ)ページ
序章
×
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×
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×
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×
40
第一章
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94
第二章
×
×
92
第三章
×
×
×
112
終章
×
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×
×
×
×
24
合計
362

①はロロ、②はテレサリサ、
③はバド、④はデリリウム、
⑤はカプチノ、⑥はエーデルワイス、
⑦はハートランド、⑧はシメイ、
⑨はオムラ、⑩はフィガロ、
⑪はフェロカクタス、ラッジーニ、
アネモネ、⑫はプリウス、
⑬はブラッセリ―、⑭はドゥンドゥグ、
スノーホワイト、ディートヘルム、
⑮はパルミジャーノです。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(間違ってたらごめんなさい)
(バ)はバトルシーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)