氷の令嬢の溶かし方 1　感想 : のらくらラノ感

著者　高峰翔　イラスト　加川壱互

第8回ネット小説大賞受賞作！
世話焼き少年と心を閉ざした少女の
甘く焦れったい青春ラブストーリー

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

あらすじ

「私に構わないでください」ぶっきらぼうながらも、世話焼きな火神朝陽と心を閉ざし、他者を寄せ付けないことから""氷の令嬢″と呼ばれる氷室冬華。マンションの隣に住んでいるとはいえ、関わる機会がなかった二人だが、朝陽のお節介から冬華との関係性に変化が訪れ……。第8回ネット小説大賞受賞作！じれったくも甘酸っぱい遅効性ラブストーリー

（がうがうモンスターより）

感想

世話焼き少年と心を閉ざした少女の青春恋愛物語！　ぶっきらぼうながらも世話好きな少年・火神朝陽が、他者を寄せ付けないことから“氷の令嬢”と呼ばれている少女・氷室冬華を助けて始まる、氷の令嬢の溶かし方が楽しめる作品でした。

お隣同士だけど、赤の他人として生活していた朝陽と氷室さん。世話好きな朝陽は、氷室さんに「私に構わないでください」と言われていましたが、目の前で倒れた体調が悪そうな彼女を放ってはおけず、家まで運んで看病してあげます。

朝陽のお節介から少しずつ距離を縮めていく2人。氷室さんは彼のお節介で、氷の令嬢と呼ばれている理由の1つでもある、真顔のままだった表情に、涙や笑み、照れといろんな表情を見せていくようになるんです。

そんな氷の令嬢がとけていく様子が丁寧で面白かったです。球技大会で応援して、勉強を教える代わりに料理を教えることになって、友達になって、三ツ星レストランを経営する、両親のお店に一緒に行くことにもなって。2人の関係はどうなっていくのか。

朝陽のお節介という優しさが冷たい心をじんわり溶かしていく様子が温かく、丁寧で分かりやすくて。恋愛小説を読む可愛さや、ピカピカになるまでひたすら洗っちゃうポンコツな一面もある氷室さんとの、焦れったい関係に続きが気になる（楽しみな）1冊でした。

以上、ラノ感でした！

レーベル	モンスター文庫
ジャンル	恋愛もの
おすすめ度（評価）	★★★☆☆
ページ数	304
発売日	2020年9月30日

章ごとにいろいろまとめてみた

	朝陽	氷室	千昭	日菜美	(エ)	ページ
プロロ	〇	×	〇	×	×	4
第一話	〇	〇	×	×	×	27
第二話	〇	〇	×	×	×	20
第三話	〇	〇	〇	〇	×	14
第四話	〇	〇	〇	〇	×	17
第五話	〇	〇	〇	×	×	22
第六話	〇	〇	×	×	×	7
第七話	〇	〇	〇	〇	×	17
第八話	〇	〇	〇	〇	×	26
第九話	〇	〇	×	×	×	21
第十話	〇	〇	×	×	×	24
第十一話	〇	〇	〇	〇	×	15
第十二話	〇	〇	×	×	×	9
第十三話	〇	〇	×	×	×	14
第十四話	〇	〇	〇	〇	×	37
第十五話	〇	〇	×	×	×	7
書き下ろし	〇	〇	×	×	×	9
合計						290

プロローグはプロロにしています。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
（エ）はエッチな？シーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
（管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです）

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