著者 榎本快晴 イラスト 林けゐ
あこがれの英雄はポンコツ少女!?
千年前の世界で英雄譚を真実に導く
伝説リメイクファンタジー!
千年前の世界で英雄譚を真実に導く
伝説リメイクファンタジー!
あらすじ
盗掘家アランが遺跡で見つけた杖、それは世界を救った大英雄“不没の銀月グレイ”の魔法遺物だった。そして手にした瞬間、声に導かれるように辿り着いたのは……かつて英雄グレイが生きていた、1000年前の時代!? 英雄譚にひそかに憧れていたアランは、グレイを捜し出して、杖を高値で売りつけようとするのだけれど――「お掃除ですか? 買い出しですか? なんでもお申し付けくださぁいっ!」 肝心の英雄様は、魔法学院に入学できなかった稀代のポンコツ少女だった! どうやら後世に語られる英雄譚は、彼女が見栄のためについた嘘八百。だったら……歴史通りに世界を救わせて、伝説の大英雄にするしかない!(電撃文庫公式サイトより)
感想
嘘だらけの英雄譚を真実に導く伝説リメイクファンタジー! 世界を救った大英雄“不没の銀月 グレイ”の杖を遺跡で見つけた盗掘家・アランが、1000年前の時代にタイムリープして、小間使いだったグレイと英雄譚を真実に導いていく、英雄と本当の歴史が楽しめる作品でした。
面白かったです! 取締官に捕まり逃亡した盗掘家・アラン。彼は大英雄“不没の銀月 グレイ”の杖を遺跡で見つけて、ある声に導かれ、1000年前の魔法時代にタイムスリップしちゃいます。
グレイの杖を売ろうとしても、商人はただの木の枝と言って門前払い。そこでアランは本人に杖を売りつけようと学園に行くんだけど、待っていたのは主席だった英雄グレイではなく、薄汚いエプロンを身に着けた小間使いのグレイ・フラーブだったんですよ。
国宝に指定されていた故郷に送った手紙もただのデタラメ、魔法も使えないお調子者のポンコツ少女だったグレイ。なんだけど、彼女は突然現れた巨人を、何故かアランが持っていた杖を使って光の砲撃で倒してしまいます。
そこからは聖像や絵画でグレイとして語られていた本当の首席・ファリアに認められ、彼女の助けを借りて、2人は世界を救う冒険をしていくんです。生意気で見栄っ張りなグレイとの旅はコミカルで、楽しく読み進めやすくて。
最初に語られていた歴史とはまったく違っていて、本当の歴史はどうだったんだろうって笑いながら読みたくなる面白さだったんです。滅びの魔術師【暴君】や、彼に拉致されていたはずだった《千里眼》を持つ魔術師・ミュリエルと出会い、2人はどうなっちゃうのか。
【迅剣】や【百器夜行】など、今後仲間になるはずのキャラも明かされていて。英雄の勇姿を見届ける主人公と、ポンコツ少女の今後の活躍が楽しみですね!
以上、ラノ感でした!
レーベル | 電撃文庫 |
ジャンル | ファンタジー |
おすすめ度(評価) | ★★★★☆ |
ページ数 | 312 |
発売日 | 2020年8月7日 |
章ごとにいろいろまとめてみた
アラン グレイ ファ
リア ミュリ
エル 暴君 (バ) ページ 〇 × × × × × 1 プロロ 〇 〇 × × × × 16 第一章 〇 〇 〇 × × △ 106 第二章 〇 〇 〇 〇 〇 〇 90 第三章 〇 〇 〇 〇 〇 〇 72 エピロ 〇 〇 × 〇 〇 × 11 合計 296
プロローグはプロロ、
エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(バ)はバトルシーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)
アラン | グレイ | ファ リア | ミュリ エル | 暴君 | (バ) | ページ | |
〇 | × | × | × | × | × | 1 | |
プロロ | 〇 | 〇 | × | × | × | × | 16 |
第一章 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | △ | 106 |
第二章 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 90 |
第三章 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 72 |
エピロ | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | × | 11 |
合計 | 296 |
プロローグはプロロ、
エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(バ)はバトルシーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)
エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(バ)はバトルシーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)
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