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著者 七野りく イラスト 福きつね

カクヨムWeb小説コンテスト受賞作
その男に育成を頼んだ者は皆、最強?
育成者と教え子達の伝説が今始まる!

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ

「僕の名前はハル。育成者をしてるんだ。助言はいるかな?」 辺境都市の廃教会で暮らす温和な青年・ハル。だが、彼こそが大陸に名が響く教え子たちを育てた伝説の『育成者』だった。彼が次の指導をすることになったのは、伸び悩む中堅冒険者・レベッカ。彼女自身も諦めた彼女の秘めた才能を、『育成者』のハルがみるみるうちに開花させ――! 「君には素晴らしい才能がある。それを磨かないのは余りにも惜しい」レベッカの固定観念を破壊する、優しくも驚異的な指導。一流になっていく彼女を切っ掛けに、大陸全土とハルの教え子たちを巻き込んだ新たなる『育成者』伝説が始まる!

(裏表紙より)

感想


中堅冒険者の少女が『育成者』に育てられ最高位になるファンタジー! 冒険者として伸び悩んでいた少女・レベッカが、辺境都市の廃教会で暮らす『育成者』・ハルに育てられ、単独で龍を討伐するようになる、教え子の可愛さが楽しめる作品でした。

『公女殿下の家庭教師』を書かれている七野りく先生の新作! 今回はアレンのように教える側じゃなくて、教えられる側。主人公も男の子じゃなくて、表紙にも描かれている女の子でしたね。

父親に政略結婚をさせられそうになり、実家から逃げ出して帝国の辺境都市ユキハナで冒険者になっていたレベッカ。彼女は鍛錬を毎日欠かさない努力家なんだけど、誰かと組む気がなく、階位が伸び悩んでいたんです。

そんなとき、レベッカはメイド服風な制服を着ているギルド職員・エミリアが、誰にも渡さないある依頼を受けます。内容は小箱と封筒を街外れにある廃教会に運んで、何があるのか確認すること。

そしてその廃教会には、『育成者』と自称している奇妙な黒髪の男が住んでいて、その人に育成を頼んだ冒険者は皆、大陸級となり名を馳せている、という噂があったんです。

そこからレベッカは『育成者』ハルの弟子になって、雷龍を討伐するようになっていくんだけど、この作品、とにかくレベッカが可愛かったんですよ。最初はハルを警戒していたんだけど、徐々に彼女はハルに惹かれていっていて。

ショートケーキを食べて大衝撃を受けたり、パンケーキを食べて足をバタバタさせたり、ハルと2人でお出かけすることになって照れたり。いろんな表情を見せるチョロいツンデレなレベッカが可愛かったんですよね。

ハルによって才能を開花させていくレベッカ。プロローグで雷龍を倒していた彼女は一体どう成長していたのか。1巻まるごと序章みたいな感じになっていて、ハルの教え方や強さ、褒め方、「育成者」との出会いと成長が読みやすく楽しい1冊でした。



以上、ラノ感でした!

レーベル
ファンタジア文庫
ジャンル
ファンタジー
おすすめ度(評価)
★★★☆☆
ページ数
320
発売日
2020年7月17日



章ごとにいろいろまとめてみた


更新予定です。