目次1 ▯感想
2 ▯5巻まとめ

　

感想

前回は、玲さんの一声で夏休み限定の旅行サービスを行うことになっていましたね。父親から瑞希の母親と再婚の話があることを聞いて、妹たちとの旅行で瑞希と偶然出会って一緒に過ごした圭太は、姉妹のやりとりを見守っていました。



深山先生に（レンタルお兄ちゃん）のことがバレてしまった真島くんは、先生に認められようと攻略を開始！　一方、初葉は、まだ圭太に話せていない『本津のこと』を打ち明けようと決めて――というのが試し読みまでのお話。


ここからはネタバレが含まれるので、読んでない方は注意してください。





さて今回はチョロいオタク先生妹と文化祭な回でした！


SGOのイベ周回で『レンタルお兄ちゃん』をテイクアウトしてしまった深山先生！　ちょろい、チョロすぎです。真島くんは瑞希ちゃんが休みで、お客さんが来なかったようで。あれ？　お兄ちゃんって初葉たちだけにしか人気が…。




SGO重課金兵で、生徒想いの先生だった深山先生と、スーパーで偶然出会った真島くんは、またレンタルされていました。大量のアルコールを抱えて、先生の家に行ったけれど、そこは汚い汚部屋で。家事できない酒クズで、オタクポンコツな先生を妹扱いできるお兄ちゃん。もうプロです！



深山先生の汚部屋を掃除した真島くんは、寝室から崩れてきた漫画を見てしまいます。それはどれもSHOさんが描いたSGOの二次創作同人誌で。真島くんにSHOさんだったことがバレてしまったんです。『柏』は同人活動のときだけのハンドルネームなのかな？




そんな深山先生に初陽（真島くんが提出した『理想の妹』アイデアをもとにしたキャラ）イラストを描いてもらっていた真島くん。だけど途中で、先生は酔っぱらって「にぃに」と呼び始めちゃいます。


着替えだして、抱き締めてきて、そのまま朝になって、新刊を描いている途中でビールをこぼしてパソコンを破壊する深山先生（しーちゃん）。もうどこからツッコんだらいいんですか！？



さて、文化祭で玲さんが講演会のゲストに選ばれて、講演会の手伝いをすることにした真島くんは、玲さんからSHOさんに講演で使う資料の新規イラストを依頼していたことを聞かされます。




ここからはネタバレすぎるのであまり言わないけど、噂が広まって以来、ちょっとした会話をするだけだった二人の友達との冗談を交えた会話が良かったですね。お兄ちゃんに、大事な話があると告げた初葉が、機材トラブルで焦る真島くんの頬をつねってあげる姿。


深山先生は生徒たちにイラストを「可愛かった」と言われていて。理想のおにーちゃんも妹たちも青春していて眩しかったんです。だけど、その後ですよ！　麻衣が真島くんに、玲さんの娘であることと、衝撃発言をしていて。妹増えるの？　どうなっちゃうの？　お兄ちゃんまだまだ頑張らなきゃいけないそうです。

4巻まとめ

というわけで4巻の感想・レビュー？でした。

真島くんの『理想の妹』のアイデアを基にデザインした妹が、SGOで実装予定になっていましたね。深山先生は妹になって、イラストレーターSHOであることを明かして、お酒を飲んで「にーに」と呼び出して。

文化祭で玲さんが講演をすることになり、始まっていく文化祭。機材トラブルで、先生にイラストを描いてもらうことにした真島くんは、初葉に「アタシたちだって、お兄ちゃんのこと心配だし、助けたいんだよ」と言われて。

初葉が妹に声をあててラスト。麻衣が真島くんに玲さんの娘であることを打ち明けて、帰りの車内で「私、あのお兄さんのこと、好き、かも」と口にしていました。

線背が妹になる4巻！　不愛想で覇気がなかった深山先生の生徒想いな優しさと、お酒に酔ったときのギャップが可愛かったです。文化祭ではお兄ちゃんを心配して、妹たちが助けてあげていて。一人で頑張ろうとしていたお兄ちゃんから変わっていく兄妹愛にひかれました。今回も面白かったです。

真衣は妹になるのか。初葉が真島くんに話せていないこととは一体！？　5巻も楽しみですね！



以上、ラノ感でした！