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著者 あまさきみりと イラスト Nagu

希望と慰めを与える流れ星?
両思いが故にすれ違うことを選んだ2人の
美しくも儚い青春物語。

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ


この身が滅びようとも、佳乃を救いたい――。だけど、《それだけを願っても救われないことは分かっていた》花菱准汰の日常は、起きる⇒学校へ行く⇒遊ぶ⇒寝る。ただそれだけ、省エネで適当であることは彼らしさだった。渡良瀬佳乃は真逆。作業BGMでも、この作業に聴く音楽コレ、食べ物のベスト温度はコレと超が付くほどのこだわり派。そんな2人はとある補修を通じて出会い、恋にも似た感情を抱くようになる。が、佳乃は謎の奇病に伏すことに。……しかし、奇跡は起きた。彼と彼女は他人となり、性格も変更され、生きることが許された。――両思いが故にすれ違うことを選んだ、最高に美しくも儚い命の物語。
(MF文庫J公式サイトより)

感想


希望と慰めを与える流れ星に願ってしまった少年少女の青春物語! 留年候補の高校生・花菱准汰が、担任教師から美術室での居残り補習を告げられ、美術部部長の渡良瀬佳乃と出会い始まっていく、不器用な少女の生き様と彗星への願いが楽しめる作品でした。

それは、作り話みたいな恋だった。留年候補の高校三年生・花菱は、担任の登坂先生から留年阻止のための居残り補習を告げられます。その教室(美術室)で出会ったのは、登坂先生の姪で、美術部の部長で後輩の渡良瀬さんだったんですよ。

美術部にあるものを選んでデッサンをする補習を課され、渡良瀬さんに合否を判定してもらうことになった花菱。そんな彼は、体験入部として彼女と、美術部で過ごしていくことになるんですよね。

ベタチョコが好きで、絵や好きなものに夢中になる、人付き合いが苦手な渡良瀬さんと、昼食を食べたり、美術部にやってきた1年生の女の子のための美術部見学会のサクラになったり。美術部で過ごしていくうちに花菱は彼女を好きになっていきます。

この過程が美しくて、残り250ページくらい、どうなるんだろうと温かさに胸をときめかせていたんだけど、渡良瀬さんは病気になってしまうんです。すべての感情と引き換えに慰めの希望を与える「スノードロップ彗星」、彼女の両親。

次々と分かっていく彗星の存在や登場人物たちの過去。そして、あらすじにも書いてあるから言っちゃうんですけど、あることをして2人は、他人となって性格も変わっちゃいます。そこからはまた、叔父さんと姪、とある女子高生との出会いや、少女の絵に込めた感情が語られていて。

不器用な少女の生き様と、願いを託してしまった、そのくらい追い詰められてしまった少年と少女たちの願って得たものとが儚くこみ上げる、プロローグからもう一度読みたくなる感動する1冊でした。



以上、ラノ感でした!

レーベル
MF文庫J
ジャンル
青春もの
おすすめ度(評価)
★★★★☆
ページ数
356
発売日
2020年6月25日



章ごとにいろいろまとめてみた


花菱
佳乃
登坂
伊澄
燈子
(エ)ページ
プロロ
×
×
×
×
×
2
第一章
×
40
第二章
×
×
×
68
第三章
×
36
第四章
×
58
第五章
×
×
66
第六章
×
×
18
第七章
×
×
×
×
28
最終章
×
20
エピロ
×
×
×
×
10
合計
346

プロローグはプロロ、
エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(エ)はエッチな?シーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)