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著者 アサウラ イラスト 赤井てら

双子アイドルや特別ゲスト登場?
大人たちが本気で遊び勝ちに行く
サバイバルゲーム小説第2巻!

目次1 ▯感想
2 ▯2巻まとめ

 

感想


前巻(1巻)のお話

エアガンショップにふらっと立ち寄った貞夫とシノは、銃器の数々に童心を刺激され、姉妹の店員・舞白菜花と璃良と共に、初めてのサバイバルゲームに参加することになる。

レンタカーを借り、装備をレンタルして、ジラフや松竹梅の3人たちとフラッグ戦をした貞夫。彼は次の日、筋肉痛になりながら、10回払いで電動ガンを購入したのだった。


試し読みまでのお話

電動ガンを買ってから三週間、銃を手にしてニヤニヤが止まらないサバ夫。購入した銃がインドア戦で使えないことを知った彼は、ハンドガンを選ぶことになり――というのが試し読みまでのお話。


ここからは少しネタバレが含まれるので、読んでない方は注意してください。



ハンドガン

さて今回はインドア戦と双子アイドルな回でした!


インドアフィールドに行くことにしたサバ夫はハンドガンを選ぶことに! 作動方式に、メーカーのおススメと菜花さんの解説は今回も健在。コスパ・性能が良いので、初めて買うのならマルイ製がおススメらしいですよ、皆さん!


前にHK417を買った時にも感じたのだが、“欲しいという気持ち”と“必要性”の二つが揃うと、基本遅かれ早かれ買う事になるのだろう……と、そんな気がしていた
(49ページ 引用)


安全面とマナーさえ守れば、全ては自由。そんな遊び。わかりやすい格好良さで、ストライクウォーリアを購入したサバ夫は、舞白姉妹たちと早速サバゲ! シノはショットガンを買っていたことを伏せていて。

本人は「ビックリする顔が見たくて」なんて言っているけど、喜んでいるところに水を差さないためだったかもしれないんですよね。可愛げがあって、先輩を思っていて、ちょっと下ネタ言い過ぎだけど良い後輩ですよね。


ファーストペンギンズ

グレネードを喰らったり、サンデーGXで連載中の『サバゲっぱなし』とのコラボで3人の女性が登場したり、インドア戦を楽しんだサバ夫たち。そんなとき、駆け出し中の双子のアイドル「ファーストペンギンズ」がやってきます。


「皆さんッ、
どうもありがとうございますッ!
素人ですが頑張りますッ!」
(157ページ 引用)


表紙にも描かれている二人の女の子・姉の栗須ユキと、妹のフユです。そんな双子ちゃんたち、ベクターにカスタムマガジンキャッチ、アドバンスドグリップ……などなど、装備バッチリだったんですよね。真白姉妹が専門用語で熱心に話し合うくらいなので、うん…。


雨の日の屋外戦

さて、撮影もインタビューも終わり、人差し指を伸ばしていたことを伝えて、サバゲは終了。ボーナスが入り装備を揃えることにしたサバ夫は、グッズショップで麒麟さんと再会します。


「はい貞夫さん、こんちー。
バーチャルユーチューバーの
露草ときわです」
(201ページ 引用)


ここからはネタバレすぎるので言いませんが、前世だった麒麟さんの世界一のファンに向けた想いが良かったんですよ。サバ夫が一人でサバゲ参加して、悪い笑みを浮かべて発した言葉。待ち受けも栗須姉妹から、ある人に変わっていて。サバゲに恋と今後も楽しくなりそうですね。



2巻まとめ


というわけで2巻の感想・レビュー?でした。

貞夫たちは新たな武器を手にしてインドア戦に参加していましたね。バーチャルユーチューバー・露草ときわだった麒麟さんに迷彩服を選んでもらった貞夫は、一人でサバゲに参加することにしてラスト。

彼女と一緒に双子アイドル・ファーストペンギンズの栗須姉妹を撃ち負かし勝利して、彼女たちからサバゲの誘いを受けていました。

アイドル姉妹とインドア戦+屋外戦! 電動ガンを手にしてニヤニヤして、ボーナスまで使って装備を揃えて、一人でサバゲに行くようになってしまうくらい、サバゲにハマっていたサバ夫の熱量。

今回もコラムや初心者に優しい解説があり、作者の好きが伝わってきて。汗をかいて、泥水に浸かり、狙い撃つ、ふざけて勝ちにいくアイドルや大人たちの本気の遊びに興奮しました。今回も面白かったです。

ジラフさんとの距離も縮まり次のゲームはどうなるんでしょうか。カレーの次は角煮丼で、次は何ですかね…飯テロもサバゲも楽しみにしています。

(現在は訂正しておりますが、一時的に作者名を誤って記載しておりました。大変申し訳ございません)

以上、ラノ感でした!