img20200425_19553117

著者 花間燈 イラスト sune

生徒会選挙戦、ついに決着!
想い人を前に変態達が変わり始める
変態湧いてくる系ラブコメ第10巻!

目次1 ▯感想
2 ▯10巻まとめ

 

感想


前巻(9巻)のお話

前回は慧輝くんたち2年生が林間学校に行っていましたね。一緒の班になった鬼塚さんと仲良くなって。南条はお風呂で変な告白をして。生徒会選挙では鬼塚さんが、失恋した幼馴染のために、生徒会長に立候補していたことが分かって最後。二股疑惑が持ち上がっていました。

前巻(9巻)の感想はこちらから

登場キャラをまとめたりもしているので、よかったらこちらもみてみてくださいね。


試し読みまでのお話

失恋したと思い込んでいる鬼塚さんは髪をバッサリ切ってイメチェン! 二股疑惑が持ち上がっていた慧輝くんは、「顔に練乳をぶっかけて写真をバラまいてやる」と脅された彩乃さんの代わりに、女装して犯人を逮捕したのでした。――というのが試し読みまでのお話。


ここからは少しネタバレが含まれるので、読んでない方は注意してください。




生徒会選挙戦

さて今回は次期生徒会長が決定して、クリスマスイブに向け変態たちが変わりだす回でした!


凛くんの作戦で漫研の蝶野練乳事件を解決した慧輝くんは、没収した練乳入りの水鉄砲を彩乃さんに誤射してしまいます。二股疑惑はデマだったことが公表されたけど、バニー服以来の女装姿や、このときの写真を撮られていたら…ね? 危なっかしいケーキくんです。


「わたしには、
片想いしてる男の子がいます」
(77ページ 引用)


ゾンビ化していた文実委員長に「鬼塚さんの演説を見ていてあげてください」と伝えて、ついに生徒会選挙決着! 「リア充、爆発しやがれえっ‼」と叫ぶ鬼塚さんに対して、「楽しい日々を送れるような学校を作りたい」という彩乃さん。


それぞれ、失恋したこと、片想いしたことを伝えた2人は、結果を待ち続けます。生徒会室漂う独特の緊張感。こわばる表情。ドキドキしますよね。そして、開示されたのは――彩乃さんの次期生徒会長当選という知らせだったんです! もう、おめでとうって、私までガッツポーズしちゃいましたよ。


新たな生徒会副会長

さて、選挙の方は終わっても、まだ恋は終わっていません。負けてしまった鬼塚さんに、彩乃さんは新しい副会長になってほしいと頼みに行きます。半分冗談の方は聞かなかったことにして、入ってくれたら楽しいと思ったからなんて、素敵な口説き文句ですよね。


鬼塚恵という新たな生徒会メンバーが加わって選挙戦は一段落。そんなとき、あの文実委員長がやって来ました。誤解を解いてハッピーエンドのはずが、鬼塚さんの返事はまさかの『NO』。だけど、それは選挙後で示しがつかないということで、2週間後に付き合うことに。


「そうっすよ!
実は私、重度の眼鏡フェチなんです!」
(99ページ 引用)


これでハッピーエンド――とは終わらないのが『変好き』ですよね! というわけで、鬼塚さんが重度の眼鏡フェチということが判明してしまいました…。目つきが悪くてかけだした伊達眼鏡がまさかまさかですよ。本当に女の子にモテちゃってます。


クリスマスイブ

「桐生の〇〇〇〇〇が頭から離れなくて
勉強に集中できなかったの!」
(一部伏字にしています)
(147ページ 引用)


さて、瑞葉の謎の声がした慧輝くん部屋チェックがあり、彩乃さんとのテスト勉強もあり、友人カップルの赤ちゃんプレイを見てしまった慧輝くんたち。そんなとき、露天風呂であれを見てしまった南条のあの発言が飛び出します


ここからはネタバレすぎるので言えないんだけど、南条のパワーワードに絶句する衝動部員たちが面白かったですね。鬼塚さんに好みの女の子のタイプを聞かれて、盗み聞きしていたある人によって引き起こされた変態たちの計画は、全員が分かりやすくて。


長瀬さんとクリスマスイブにデートするはずが、表紙を飾ったある女の子が待っていて始まるクリスマスデート。水族館で『お姫様抱っこコンテスト』に参加した慧輝は、歩道橋の上でどんな告白をされるのか。ここから、桐生慧輝の本当のシンデレラ探しのスタートです!


10巻まとめ


というわけで10巻の感想・レビュー?でした。

慧輝くんが女装して下品な犯人を捕まえていましたね。生徒会選挙で2人がそれぞれの想いを伝え、彩乃さんが次期生徒会長に決定して。彼女の提案で鬼塚さんが副会長を務めることになり、文実委員長と付き合うことになって、始まる彩乃さんたちとの勉強会。

極度の眼鏡フェチ娘だった鬼塚さんに、好きなタイプを清楚と答えた慧輝くんは、盗み聞きをしていた鷹崎会長に広められ、愛梨に騙されて唯花とクリスマスデートをすることになって最後。「唯花を選んでくれるなら、普通の女の子になってもいいです」と告白されていました。

少女たちが覚悟を決めて想いを口にした大台突破の10巻! 敗れた恋心に乗せ熱弁する少女と、「誰かを好きになるのは、とても素敵なことだと思うから」と告白する少女の生徒会選挙演説に胸が高鳴りました。

これまでのこと、表紙も変わり、ラストには挿絵もあって。自分を封印してクリスマスデートに挑み、決意を秘めた瞳を向けながら、想いを語った少女の誓いが心に響いてきて、主人公やヒロインたちにどんな変化が起こるのか楽しみで仕方ありません。今回も最高に面白かったです。

大きな転換期を迎え、主人公たちのラブコメはどうなっていくのか。11巻以降の展開が楽しみですね。


以上、ラノ感でした!