img20200424_18360730

著者 川田戯曲 イラスト アシマ

第32回ファンタジア大賞受賞作!
ヒロインは全員、嘘をついている?
嘘が交差する、記憶喪失SMラブコメ

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ

記憶喪失の俺が目を覚ました病室には、三人の美少女がいた。平然とデレてくるクールセクシーなクラスメイト・色町紙織。スポーツ万能で密着刀アホ可愛い幼なじみ・花屋敷花蓮。ちょいウザ素直でグイグイくるスレンダーな女友だち・雪縫霙。彼女たちは俺のことが好きらしく、手作りのお弁当をあーんしてきたり、勇気を出してデートに誘ってくれたり――あの手この手で俺にアプローチをしてくる。うらやましい生活だろ? だけど、記憶を取り戻していくうちに思い出してしまったんだ。――彼女たちの誰かが、俺を殺そうとしたことを。

(裏表紙より)

感想


嘘が交差する嘘だらけのSM(少しミステリ)ラブコメ! ジャンルは青春ミステリだと思います。事故に遭い記憶喪失になった主人公・くー助が、3人の美少女と過ごして記憶を取り戻しながら、殺そうとしてきた犯人を見つけていく、愛しさに潜む狂気と嘘が楽しめる作品でした。

この3人にはそれぞれ、主人公の知らない秘密がある。事故に遭って、今までの記憶をすべて失い、病室で目を覚ましたくー助は、アプローチをしてくる3人の美少女と一緒に過ごしていくことになります。

幼馴染の花屋敷花蓮と一緒に下校したり、クラスメイトの色町紙織に手作りのお弁当を食べさせてもらったり、女友達の雪縫霙とデートしたり。彼女たちと会話しながら記憶を取り戻していく、くー助。

しかし彼は、彼女たちの誰かが、殺そうとしてきたことを思い出してしまうんですよ。記憶喪失に陥り同盟を結んだ少女たちの嘘。雪道で手を繋いだ記憶、初めてお昼に誘ったときの記憶、など、断片的に記憶が蘇りながら嘘を暴き、明らかにされていく真相。

そんな記憶喪失の少年が記憶を取り戻しながら見つけていく、少女たちの嘘と抱えきれなくなった感情が面白かったです。一体誰が殺そうとしてきたのか。主人公はなぜ記憶を失ったのか。愛の重さを知って、迎えていく甘く苦い結末を確かめてみて下さいね!



以上、ラノ感でした!

レーベル
ファンタジア文庫
ジャンル
青春ミステリ
おすすめ度(評価)
★★★☆☆
ページ数
320
発売日
2020年4月17日



章ごとにいろいろまとめてみた


くー助
色町
花蓮
雪縫
(エ)ページ
プロロ
×
×
×
×
×
2
第一章
×
68
第二章
60
インター
×
×
×
×
×
2
第三章
×
70
最終章
×
70
エピロ
37
合計
309

プロローグはプロロ、
インタールードはインター、
エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(エ)はエッチな?シーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)