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著者 浜松春日 イラスト カズナリ

リデビュー小説賞受賞作!
戦争がとっくに終わっていたとしたら?
最後の命令に従い続ける機械少女の物語

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ

終末後の世界。機械兵士リアは、最後の命令――ラストオーダーに従い、終わることのない戦争を百年以上も続けていた。そんなリアの前に、終末後も生き残っていた人々が暮らす住処を追われた兄妹、ノーリィとミクリが現れる。規則上子どもを見捨てられないリアは、二人を保護することに。機械人形を警戒する兄妹だったが、身を挺してでも二人を守ろうとするリアに次第に心を開いていく。意を決して、もう戦争は終わっていて戦う必要がないことを告げるが、命令に従うリアは戦いをやめることを拒み――! NOVEL DAYSにて開催されたリデビュー小説賞受賞作が登場!

(講談社ラノベ文庫公式サイトより)

感想


終わることのない戦争を続けていた機械の少女の物語。ジャンルはポストアポカリプスだと思います。終末後の世界で、最後の命令に従い続けていた機械兵士・リアが、孤児の兄妹と出会い変えられていく、命令に従い続けた機械少女の人生が楽しめる作品でした。

面白かったです! 誰も戦わなくなった世界で、1人戦い続ける機械兵士のリア。序盤は失業率悪化を懸念したヒューマロイド導入のデモ活動が行われていて、ケンジという少年に助けられていくところから始まります。

メイド喫茶・あしもふでケンジ達と仲良くなって、兵役を終えたらラストオーダーまで一緒にいようと未来への夢を持ったリア。だけど、彼女のもとへは戦闘停止命令も、救助部隊も届かなくて、百年以上も戦い続けていたんですよ。

赤紙が来る前の日々、ケンジ達や先輩、後輩との日々を思い出し、記憶障害を起こしながらも、リアは「最後の一兵になろうとも戦い抜けっ!」という上官の命令を守り、自分で武器を作って戦い続けている。そんな機械少女の人生と世界観が面白かったんです。

物語後半、リアは、病で村を追放された孤児の兄妹・ノーリィとミクリと出会います。誰も戦わなくなった世界で、人間から「赤い目の殺人人形」と呼ばれている彼女は、彼らと出会いどんな行動をするのか。

お伽噺の悪役としてしかリアのことを知らない、ノーリィとミクリは彼女に何をしてあげるのか。機械たちが人間を襲い、人間が地下で生活する終末後の世界で、1人戦い続ける少女の終わらない戦争と、終わらせようとする少年の戦いに胸が高まる1冊です。気になったら読んでみて下さい!



以上、ラノ感でした!

レーベル
講談社ラノベ文庫
ジャンル
ポストアポカリプス
おすすめ度(評価)
★★★★☆
ページ数
376
発売日
2020年4月2日



章ごとにいろいろまとめてみた


リア
ノーリィ
ミクリ
キツネ
(バ)ページ
序章
×
×
×
17
第1章
×
×
×
42
第2章
×
×
×
68
第3章
×
×
×
31
第4章
×
×
29
第5章
×
32
第6章
×
×
35
第7章
40
第8章
54
終幕
×
7
合計
355

キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(バ)はバトルシーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)