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著者 方波見咲 イラスト ろるあ

凡田純一攻略作戦、フェーズ1?
裏社会の命運が揺るがす三角関係
「だまし愛」ラブコメ、開幕!

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ

「凡田君と、もっと仲良くなりたいの!」 高校生にして秘密諜報機関を指揮する天才少女、橘黒姫は初恋の真っ最中。好きな人のために組織の力を濫用し、超高度な諜報技術で接触を図る。「……誰かに監視されている?」 それに勘づいたのは初恋相手・凡田純一。一見影の薄い、平凡な男子生徒の彼は、実はある秘密を持っていて……? 「私が……凡田君と友達になるの!?」 そんな中、組織の命令で凡田と接触することになった暗殺少女・芹沢明希星。友達の作り方なんて知らない彼女の行動は、とんでもない波乱を巻き起こす! 高校生の三角関係に裏社会の命運が揺るがされていく超本格学園スパイ・ラブコメ、開幕。

(MF文庫J公式サイトより)

感想


天才高校生の「だまし愛」スパイラブコメ! ジャンルはラブコメだと思います。諜報機関を指揮する高校生・橘黒姫が、組織の諜報員を操って初恋相手を監視させる、奥手な少女と普通を演じる少年、暗殺者の、間違った三角関係と心理戦が楽しめる作品でした。

面白かったです! 諜報機関《御伽衆》、《翁》の顔を持つ少女・橘黒姫は、諜報員たちに初恋相手の凡田純一を監視させます。接近厳禁、接触厳禁、違法行為厳禁、凡田君に絶対気づかれちゃ駄目。監視班に指示して掛かった額は億単位。

奥手でわがままで可愛い黒姫さん。そんな彼女の初恋相手の凡田くんも裏社会に関わる秘密を持っていたんです。不履行は死な諜報員たちは組織に知らせずに、暗殺者の少女・芹沢明希星に、彼と友好的な関係を築くように指示を出してしまって始まる三角関係。

初恋の人の隣に現れた少女に嫉妬する黒姫、組織の一員ではないかと警戒する凡田、指示で友達になろうとする明希星。裏社会と繋がりのある3人が、事情を知らないため誤解して、すれ違う諜報戦が面白かったです。

後半、伝説の工作指揮官〈飛鷲〉を巡るスパイ戦?が始まっていきます。表の顔と裏の顔を持ち錯綜する彼らの関係。初恋の理由を語った黒姫は、凡田純一攻略作戦は最終フェーズに進むことはできるのか。緊張感のある諜報戦と、高度なだまし愛に笑える1冊でした。



以上、ラノ感でした!

レーベル
MF文庫J
ジャンル
ラブコメ
おすすめ度(評価)
★★★★☆
ページ数
328
発売日
2020年3月25日



章ごとにいろいろまとめてみた


黒姫
凡田
明希星
薫子
伽羅
(エ)ページ
×
×
×
×
×
10
間章
×
×
×
×
18
×
×
×
×
16
間章
×
×
×
×
×
10
×
×
×
×
26
間章
×
×
×
×
×
3
×
×
×
×
25
×
×
32
×
×
30
×
×
19
×
35
×
×
32
×
×
48
終章
×
10
合計
314

キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(台詞がない凡田視点も含みます)
(エ)はエッチな?シーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)