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著者 三田千恵 イラスト しぐれうい

真実はすべて、このゲームの中に?
しがらみを乗り越える学園ミステリ!

目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ

大好きなフリーゲーム制作者Aに会うため、桜山学園ゲーム制作部に入った水谷湊。しかしAと思われる部長の菖蒲は不登校になっていた。彼女の幼馴染みで学園きっての変わり者由井と、菖蒲が学校に来るよう企画をたてるも不発に終わってしまう。大人しくゲーム作りに励む湊のもとに、ひとつのノベルゲームが送られてきた。『バッドエンドを探せ』と題されたゲームには菖蒲と部員のトラブルが綴られてゆく。これは告発? それとも――。

(ファミ通文庫公式サイトより)

感想


ゲームがせまる青春ミステリ! ジャンルはミステリだと思います。フリーゲーム制作者Aに会うため、桜山学園ゲーム制作部に入った主人公が、部員たちの問題と関わって、ゲームの事件の真実を知っていく、好きと嫌いの感情が楽しめる作品でした。

やっぱり、人間関係って複雑ですよね。良好な関係が築けていたらいいけど、憎しみを持たれたり、関係が急に変化したり。主人公たちも、そんなギクシャクした事情があって。母親に田舎に友人に、気持ちと向き合っていく心情が面白かったです。

中盤、主人公の水谷くんのところに『バッドエンドを探せ』と題された、部員たちの過去が綴られたゲームが送られてきます。そこから部員たちの過去や、あるゲームの事件の真相が解き明かされていくんです。一体何が真実なのか、何度も覆って見つけ出してしまった後には、切なさが残りました。



以上、ラノ感でした!

レーベル
ファミ通文庫
ジャンル
ミステリ
おすすめ度(評価)
★★★★☆
ページ数
320
発売日
2019年12月30日



章ごとにいろいろまとめてみた


水谷
由井
百瀬
二ノ宮
菖蒲
(エ)ページ
プロロ
×
×
×
×
×
4
 一 
×
×
39
 二 
×
43
 三 
×
×
44
 四 
×
×
45
 五 
×
49
 六 
×
×
×
31
 七 
×
34
エピロ
×
12
合計
301

プロローグはプロロ、
エピローグはエピロにしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(エ)はエッチな?シーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)