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著者 砂義出雲 イラスト みつどうえ

負け組だけど、負け戦じゃない?
恋愛弱者たちが勝ち組に反旗を翻す
リア充蹴散らす系ラブコメ!


目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ

入学直後に生徒会が提唱、導入した恋愛ポイントプログラム。それは校内での正しい恋愛を推奨し、恋人同士でイチャつくことにより、様々な恩恵が得られるポイントが付与されるという正に夢のような校則だった。生徒たちは率先して校内でイチャつき清く正しい交際が学校中に広が「何が恋愛だこの野郎! 寝言は寝て言いやがれ!」告白、十一連敗中の築島玲司は校内を牛耳っている勝ち組の生徒会に反旗を翻すため、校内の負け組たちを集めて反乱分子として立ち上がる! ……だが「あれ、なんかこの生活、普通に満足度高くない……?」これは築島玲司と訳あって負け組となった一癖ある美少女たちが織りなす革命の物語である。

(MF文庫J公式サイトより)

感想


生徒会が導入した恋愛ポイントプログラムによって、負け組のレッテルを張られてしまった玲司は、同じポイントがない一癖ある美少女たちを集めて、彼らに対抗する同盟を組み始め――

負け組が恋愛強者に反旗を翻すラブコメ! ジャンルはラブコメだと思います。恋人同士がイチャつくことでポイントがつく、恋愛ポイントプログラムが導入されている学校で、ポイントがない主人公が同士を集めてレジスタンスを起こす、負け犬たちの復讐に胸が迫る作品でした。

やっぱり恋愛ポイントプログラムの格差なんですよ! 少子化対策のために生徒会が始めたけれど、ポイントのためにイチャついているカップルが出てきて、主人公は振られ続けて恩恵がもらえてないんです。

そのせいで負け組になって罵倒されていて、好きだから恋愛をするという価値観が薄れている制度になっていて面白かったです。

格差社会を作った生徒会に立ち向かうために、負け組たちは同盟を作って。告白十一連敗主人公、メロンパン好きな転校生、誘惑をするピュア少女、自称ロボットな電波少女。

こんな彼らが日常を楽しみながら、負け犬として笑われても耐え抜いて、勝ち組になって気付いていくものとは何か。負け組たちの奮闘に胸が熱くなりました。


特設サイトがあるそうなので、よかったら見てみてください。
特設サイトはこちらから

以上、ラノ感でした!

レーベル
MF文庫J
ジャンル
ラブコメ
おすすめ度(評価)
★★★★☆
ページ数
296
発売日
2019年10月25日



章ごとにいろいろまとめてみた


玲司
乃々香
涼莉
常滑
由美
鬼頭
(エ)ページ
プロロ
×
×
×
×
×
2
第一章
×
×
×
×
73
第二章
×
43
第三章
×
59
第四章
×
45
第五章
56
エピロ
×
×
5
合計
283

プロローグはプロロ、
エピローグはエピロ、
アルコは由美にしてあります。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(エ)はエッチな?シーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)