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著者 川田両悟 イラスト よう太

最後の1枚は運命のカード⁉
WEB掲示板から生まれた
成り上がりバトルエンタメ!


目次1 ▯あらすじ
2 ▯感想
3 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ

女神が人類に与えたカードの力で全てが決まる時代――労働者・高槻アキトは、いつの日か世界の覇権を争うカードマスターの一人として、世界中の強力なバトルカードを手に戦う途方もない野望を抱いていた。そして迎えた人生を賭けた運命の“重労働ガチャ”――大量のガチャチケットと共に人生の夢も希望も溶けていく極限の運試しの末、アキトは一枚のカードを引き当てる。「いやっほう、マスター! 私こそは、金銭特化秘書にして、秘書カードの中の秘書カード! キャロルちゃんでーす☆」ここに、世界の強者達を震撼させる、とあるカードジャンキーと強欲な秘書による最強のバトルアクションが幕を開ける!

(MF文庫J公式サイトより)

感想


鉱夫のアキトは、残数が少なくなったガチャの中に欲しかった一枚・秘書カードが残っていることを知る。全チケットを懸けて最後の1枚で手にした彼は、秘書カード・キャロルと共にカード同士のバトルに挑み始め――

カードと感覚を共有して戦うバトルアクション! ジャンルはアクションだと思います。鉱夫だった主人公が秘書カード・キャロルを手にして、CVCを目指し登竜門でカードバトル始めていく、カードたちとの協力バトルが楽しめる作品でした。

WEB掲示板(やる夫スレ)の『やる夫はカードを引くようです』が原作だそうです。私は未読でしたが、カードのモンスターと視覚などの感覚を共有して戦いお金を稼いだり、カードとお金をトレードできたり、バトルキャラにパロディが含まれていたりなど。所持額はわからないけど、HPが見えない中でカードと共に戦うバトルが面白かったです。

主人公はガチャ運が悪くて引かないんですよね。秘書カードを引くことに決めても、残数が三万から九千になるまで待ち続けて。早く引けよ! と言いたくなる中、ようやく引いたら序章は100ページまで続き、バトルカードも決めかねる。カードマニアな主人公の焦らしに趣がありました。CVCに行くことはできるのか。続きが気になりますね。



以上、ラノ感でした!

レーベル
MF文庫J
ジャンル
アクション
おすすめ度(評価)
★★★☆☆
ページ数
296
発売日
2019年10月25日



章ごとにいろいろまとめてみた


アキト
キャロ
ロメオ
メリッサ
ナツメ
(バ)ページ
序章
×
×
×
×
91
1
×
×
59
2
×
×
66
3
63
合計
279

幅の都合上ファースト・ドロー
等を1、2と表記しています。
キャラは登場していて、
台詞があれば〇、なかったら×です。
(バ)はバトルシーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)