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著者 八目迷 イラスト くっか

第13回小学館ライトノベル大賞受賞作!
欲しいものが何でも手に入るトンネル⁉
時空を超える少年少女の夏が始まる。


目次1 ▯あらすじ
2 ▯おすすめポイント
3 ▯感想
4 ▯章ごとにいろいろまとめてみた

 

あらすじ


「ウラシマトンネルって、知ってる? そこに入れば欲しいものがなんでも手に入るんだけど、その代わりに年を取っちゃうの――」。そんな都市伝説を耳にした高校生の塔野カオルは、偶然にもその日の夜にそれらしきトンネルを発見する。――このトンネルに入れば、五年前に死んだ妹を取り戻すことができるかもしれない。放課後に一人でトンネルの検証を始めたカオルだったが、転校生の花城あんずに見つかってしまう。二人は互いの欲しいものを手に入れるために協力関係を結ぶのだが……。かつて誰も体験したことのない驚きに満ちた夏が始まる。

(ガガガ文庫公式サイトより)


おすすめポイント


①ウラシマトンネル

主人公の塔野カオルは、「入ったら欲しいものが何でも手に入る代償に、年を取る。」という都市伝説があるトンネルを発見します。入ったら死んだはずのインコがいて、約4分入った後、トンネルから出たらなんと1週間後の世界。そんな摩訶不思議なひと夏の体験が楽しめると思います!

②過去と現在

カオルは幼い頃に妹を失って、父親と2人暮らしをしているんです。母親は蒸発して、父親は不安定になり、思い出はあるのにぽっかり空いた穴。転校生の花城あんずと協力関係を結んでトンネルを調べて、妹を取り戻すためにトンネルに入った彼が資格を貰う、のどかな海町で起こる青春が面白いです。

③少年少女の青春模様

主人公のカオル、転校生の花城、カオルの友人の加賀、クラスで女王様の地位についている川崎。田舎町の学校で過ごす彼らは、あんずの登場によって変わり始めます。東京からやってきた彼女とどんな甘い生活をして、どんな変わり方をするのか。少年少女の青春をぜひ見てみてください!

他にもおすすめポイントはあります。
皆さんで見つけてみてくださいね。



感想



時空を超えるトンネルに挑む青春小説! ジャンルは青春ものですね。東京から来た転校生と、都市伝説のトンネルによって少年の気持ちが揺れ動く、田舎町の情景に夏のゆかしさを感じる作品でした。

ガガガ賞、審査員特別賞W受賞作ですよ! いろんな人がオススメされていたので、買って読んでみたんですが、すごく面白かった。

転校生の花城さんと女王様の川崎さんが衝突。川崎さんからいじめをうけて、それでも屈せずに「ちょっと殴るね」と言ってから殴って、不良の先輩に殴られても心を持って反抗する。ぶれずに立ち向かい、相手を変えさせてしまう芯のある性格が良かったんですよ。

花城さんと一緒にトンネルを調べることになって。トンネルに入って時間経過もわかり、お互いの状況を知って、好きと思うようになる青春。それでも元の時間に残して、1人だけで妹を求めてトンネルを走っていく。

失くしたものを手に入れたら留まってしまいそうになるけれど、しっかり現実と向き合って新たな幸せを掴まえる。家族の気まずさや、クラスの関係、情景がしっかりあって。田舎町で起こる、2人の長く短い不思議な夏の体験に、時間を忘れるほど楽しめました。面白かったです!


都市伝説のトンネルを発見した少年が、東京から来た転校生の少女と、なくしたものを掴みとるためにトンネルの中に入っていく、夏の焦燥漂う青春小説です。

青春ものが好きな方、ぜひおすすめします!

以上、ラノ感でした!

レーベル
ガガガ文庫
ジャンル
青春もの
おすすめ度(評価)
★★★★☆
ページ数
326
発売日
2019年7月18日


章ごとにいろいろまとめてみた


塔野
花城
加賀
川崎
カレン
(エ)ページ
第一章
×
50
第二章
×
×
40
第三章
×
70
第四章
×
×
70
第五章
×
×
68
終章
×
×
18
合計
316

キャラは登場していたら〇
登場していなかったら×です。
(エ)はエッチな?シーンが
ある〇、ない×、微妙△です。
(管理人が思った通りに書いているので、
〇×△は多少の違いがあるかもです)