img20190530_19473375

著者 総夜ムカイ イラスト しぐれうい

音子がミスコン⁉
感情は爆音となり鳴り響く
学園V系バンドストーリー第2巻!

目次

 1 ▯感想‼
 2 ▯2巻まとめ‼

感想‼


前巻(1巻)までのお話

前回は、クラスで目立たない女の子が男装して現れて、一緒にビジュアル系バンドをすることになりましたね。死神と言われている女の子を歌で救って、ライオンの被り物をした子と一緒に4人でライブをして過去を乗り越えた後、ライオンの正体が話題のアイドルだった。ってところで終わりました。

試し読みまでのお話

ライオンが抜けて物足りなさを感じていた透は、「堕天使」という名前でメイト申請してくれた子を、どうしようか迷っていました。そんなときにクラスではミスコンに出場する人を決めることに。当然出場する人はクラスで一番の美少女になるはず…え? 化野がミスコンに――というのが試し読みまでのお話。


ここからは少しネタバレが含まれるので、読んでない方は注意してください。


やきもちライオン


さて今回は翼をもがれた堕天使が、違う場所でGHOSTたちと一緒に羽ばたく、天使の恋路にやきもちする回でした!

バンドを脱退したライオンこと理狐。もう戻ってこないかもしれないトップアイドルに、透は戻ってきてほしいと思っていました。当然ですよね。音を合わせて響かせて熱を感じたら、もう一度って思っちゃいます。一方で十河と1番仲がいい小鳥は、彼女とのバンドはやり切ったと言うんです。

「理狐をアイドルにしたのは、
あたしなんです」
(51ページ 引用)


死神騒動の罪滅ぼしから彼女の夢を叶えてあげようと、オーディションに書類を送ったら、ぶっちぎりでグランプリになっちゃったんですよね。夢のために頑張ってほしいと、一緒にバンドやりたい、比べたら…ね。

そんな昔話はなんのその。突然、理狐が透の家に訪れて始まるデート。透はデートじゃないと言ってますが、完全にデートです! 可愛い服着て現れると思ったら、顔にはあのライオンが…。やっぱりこういう子なんですよね。

カラオケに行った2人。そこで理狐はキスしていいかなと言い出します。もう顔が近づいてきてもう少し…なところで小鳥登場。彼女からの言い分もあったけれど、本当かどうかはわかりません。今回はラブコメが多くて、鈍感主人公には呆れますね。

翼の折れた天使

さて今回は新キャラが登場しました。有馬聖絵。クラスで一番の美少女です。この子との話がメインでしたね。彼女が音子にミスコンを推薦して、代わってもらおうとしたら、学校をやめようとしていることを知ってしまいます。

怪我をして大会には出れなくて、他の人からは陰口を言われて、特待生入学だからと追い込まれてしまっている有馬に、おせっかいやきな透が光を与えるんです! 

「有馬、俺達とバンドをやろう……」
(115ページ 引用)


このシーンまでたどり着いて、音楽で他人を救いたいと願うヒーローが助けるこの台詞。こうブログに書いてはいるけど名台詞ですよ! 

そして彼女は、未練を断ち切ろうとバスケ部に向かいます。部長との対決、互いに分かりあえる仲間っていいですよね! 

GHOST

さて今回、バンドは脱退したけれど何度も現れる理狐。ほんといきなり何回も現れます。そんな彼女、バンドをやめたと思ったら、バンドを組むと記者会見で言い出します。そして始まっていく、彼女との対決。

今回もネタバレすぎるので言いませんが、1巻のタイトルにもなっていた「青色ノイズ」と「〈やきもち〉キラーチューン」を奏でて歌い、響かせる彼女たちのステージ。〈あこがれ〉に変わったタイトルの意味と、あの人のために歌詞を書いて歌う一人の女の子の姿は輝いていましたね。

文化祭という場所でのやり直し、トラウマを克服した彼がどんな演奏をしたのか、青春の爆音は響いていました。

2巻まとめ‼


というわけで2巻の感想・レビュー?でした。

理狐が脱退して迷っていたときに、悩んでいる有馬と出会いましたね。音楽で救いたいと願う透がまた助けていき、スタートする新たに舞い上がるGHOST。苦しんで立ち上がった先に立ちふさがる〈あこがれ〉。

化粧をして過去を乗り越えて、さらなる道へ音を掻き鳴らす彼女たちの爆音。恋と音で魅せる可愛さとカッコよさが詰まった、彼らの青春の熱量は今回も面白かったです。

いいラストだったので3巻は無いかなぁ。次回作楽しみにしています!

以上、ラノ感でした!