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著者 出井愛 イラスト 西沢5ミリ

ロミジュリでとうとう2人が⁉
台詞だけの学園ラブコメ第2巻!

目次

 1 ▯感想‼
 2 ▯2巻まとめ‼

感想‼


前巻(1巻)と試し読みまで

前回は、ぼっちの安藤くんと、学校一の美少女で「なろう」好きの朝倉さんが、ラノベがきっかけでもどかしい関係となりましたね。デートしたけれど、どちらも好きって言わない?じれったい関係に終わりました。

今回は演劇!!

学年発表会で演劇をすることになった安藤くんたち。脚本を山田、朝倉さん、委員長、安藤くんが書いてきますが、なんと安藤くんの「ぼっちとジュリエット」が選ばれたのでした。続いて配役決めになり、すぐにジュリエット役は朝倉さんに決定。だけどロミオ役はまさかの山田⁉――というのが試し読みまでのお話。


あとがきに書いてあったのですが、今回からweb小説(なろう)と書籍版のお話が分岐していくそうです。1巻は長いプロローグなんだとか。2度おいしいのは嬉しいですね。

ぼちジュリ

「私は面白いと思うのに、
ネットだと擬音を使いすぎとか
批判が多くて悲しくなるの!」
(144ページより引用)


台詞だけの作品で、これを言われると説得力がありますよね。

さて今回は、安藤くんと朝倉さんがイチャコラするだけ、ではもちろんなく、桃井さんが本格参戦する、学年発表会の演劇で朝倉さんとの関係が進む回でした。

「ぼっちとジュリエット」をやることになった安藤くんのクラス。第1章の4話目(29ページから39ページ)で脚本の1部が書かれているんですが…これで号泣するクラスメイト達はおかしい! 簡単に概要をいうと

「ぼっちのロミオが人気のあるジュリエットと友達になり、互いに好きになります。寮から出られないジュリエットはロミオと逃げるために仮死になりますが、死んでいる姿を見たロミオは自殺し、ジュリエットも自殺して、死後の世界で2人は再会を果たす」

ちょっと長くなりましたが、いい話ですよ。いやちょっと待って、どれだけ感情移入したらこんなに涙出すの? うん?…涙でてきた……

さて、話を戻して。2人はロミオとジュリエットになるわけですが、朝倉さんが大根役者でした。本番でてんぱっちゃうのを直すために、桃井さんと一緒にショッピングセンターに出かけます。

ただミッションがあり、互いにロミオとジュリエットと呼び、もし名前を言ったら罰ゲームとして「愛の告白」。2人は罰ゲームを行うことになるんですが、これ恥ずかしいやつですよね。

人前で言い合うだけでも恥ずかしいのに告白は勇気がいります。これによって2人は一気に距離が縮まるんですが、心の中が読めることで生まれるじれったさ、ニヤニヤが止まらなかったですね。

演劇シーンはネタバレになるのであまり言いませんが、ラストの2人のギリギリなところが良かったです。いくの、どうなるの? 観客にも応援されて。しかし幕引き。どれだけあの子が止めたかったのか。この想いは好きなったことがある人ならわかります。

友人ヒロイン爆誕⁉

今回は演劇だけではなく朝倉さんの友人、桃井さんの恋愛もありました。

朝倉さんの関係を推し進めるために動いていた彼女ですが、しだいに誰かさんを好きになっていきます。この1冊で桃井さんの心の動き、好きになっていく様子が見れたのは面白いところですよね。

誰かさんの目がどこに向いているのかは、否定すべきところかもしれませんが。キャラを演じずに自然体にできる、どちらのキャラも受け入れてくれる存在を好きになることは自然的でドキドキしますよね。

読み終わった後に、またマンガを読んでください。あとがきでも言われているんですが、最初と変わります。

最後に1つだけ、これだけは本気で感想で伝えたかった本文中の台詞を1つ。
山田ァアアアアアアアアアアアアアア!
(45ページより引用)


この山田という存在のふざけ具合いを楽しんで読むと、面白さが倍増するのでぜひ。

2巻まとめ‼


というわけで、2巻の感想でした。

脚本のくだりから始まり、大根役者な朝倉さんを直すための罰ゲームすぎるデート、演劇で2人の中がますます深まる中、桃井さんがヒロインとして間に入ってきましたね。

じれったい甘々な読者がツッコみたくなる関係に、ときめきも加わって。台詞だけというインパクトではなく、1巻では把握しづらかった、ストーリーやテンポも深まっていて。web小説とも差別化される2巻。今回も面白かったです。

3巻は夏に発売予定らしいです。夏ということでプールや祭りの話になるんだとか。楽しみですね。

以上、ラノ感でした!