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著者 多崎翼 イラスト 景

プールでまさか⁉
転生女神と同居する
ドタバタコメディ第2巻!

こんにちは、夕凪真白です。
今回はヒーロー文庫から『だから転生しないと言ってるだろ』2巻の感想やっていきたいと思います!

目次

 1 ▯あらすじ
 2 ▯感想
 3 ▯2巻まとめ

あらすじ

サラリーマンのタナカを転生させ損ねてしまった女神アマレッタは、タナカの住む六畳一間の小さなアパートで同居することになってしまう。今では毎日家事をこなしてタナカの帰宅を出迎え、すっかり「幼妻」な生活が身についてしまっていたアマレッタだったが、タナカを転生させる機会を虎視眈々と狙っていた。そんな真夏のある日、アパートが停電して空調が効かなくなってしまう。お詫びとして沙帆からリゾート施設の無料券をもらったタナカは、アマレッタにねだられて、沙帆とともにプールに行くことになる。しかし、いざ出発しようとしたとき、もう一人の転生女神であるフェレローシェまでがついてくると言い出して――。

(ヒーロー文庫公式サイトより)


感想


前巻(1巻)と試し読みまで

前回は猫を助けて死んじゃうはずだった主人公はなぜか生きていて、アマレッタは帰れなくて一緒に住むことに。主人公は彼女のトラップを避けて、転生せずにひとまずはアマレッタとの穏やかな生活をすることになった。ってところで終わりましたね。

今回は続きで喧嘩!!

タナカはいつものアマレッタいじり! そんな平凡な毎日を過ごしていたある日、朝起きたら部屋中が熱い。それもそのはず、停電していたのです。沙帆からお詫びとしてプールの無料券を貰った2人は、フェレローシェとともに4人でプールに行くことに――というのが第1話までのお話でした。


駄女神とプール

1巻で転生させようとしていたとは思えないぐらい、ほのぼのとした駄女神日常から始まりますが、やっぱりこの主人公はやってくれました! どう考えても鬼畜で最低な行為だけど、レッタとなれば話は別。今回もドSと転生回避能力が光ってましたね。

さて、プールですよ! プール!

沙帆とフェル含めた4人でのプール。レッタの水着を見たタナカさんは、やっぱり口では適当言うけど、心の中ではよく似合ってるとか言ってるんですよね。

背中の翼で台無しだけどフェルも翼つけてるし、シンボルを隠さずコスプレとして見られて。この人たちは前回やらかしたことをおぼえていないのか、いるのか…うん。

プールを順調に楽しんだ4人はウォータースライダーに乗ることになります。身長制限があるためレッタとタナカは一緒に滑ることに。そしてここで事件が訪れるんですよね。

レッタがなんと恐怖でお漏らし…

はい。タナカさんのせいでやっちゃうんです。そこから2人の喧嘩が始まります。仲良くなって?からのこれですよ。サディストもここまでくるとダメなやつ。

プリンでもレッタのご機嫌は取れなくて、タナカさんはいろいろやるんだけど、やらかしてまた怒らせちゃって。この繰り返しが和んで楽しいんですよね。


3人の駄女神

後半からはレッタの仕返しが始まります!

そこで新たに2人の女神が登場しました。

ちんちくりんでお騒がせなドルタ
ふわふわでのほほんとしてるホネット

2人ともレッタと同じくらいの女神です。彼女たちが『タナカさんをギャフンと言わせ隊』を結成して、タナカさんに一泡吹かせようとしてきます。

異世界に連れていき、魔王と勇者の戦いを間近で見させたり、モフモフな猫と戯れたり、そして最後はゲームの中でチート行為。

女神たち3人はいろいろやるけど、タナカさんはやっぱり転生拒否。

いろいろやってくれちゃった、となれば当然で出てくるピエロ。


ここまでの流れが安定なんですよね!

ゲーム内でも楽しんじゃってる駄女神(ドルタとレッタ)に、タナカさんは呆れちゃって。転生どころじゃなくなってるこのドタバタは、毎度のことだけど笑っちゃいますよ。


2巻まとめ


プールに喧嘩に、異世界にゲーム。いろいろあったけど仲直りして。「だから転生しないと言ってるだろ」っていうタイトルにもなっているこの台詞、レッタとタナカさんが六畳一間で繰り広げるコメディは、今回も面白かったです。

前回は2へつづくって書いてあったけど、今回は2完。あとがきがないのでよくわかんないけど、3巻楽しみにしています!

以上、ラノ感でした!